転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

花火大会３ ページ11

『ちょっと宇髄さん、なんで逢引なんて言ったんですか。』




宇髄「ん？俺はそのつもりで来てる。」




えっ。

ちょっと奥様方？？旦那さんこんなこと言ってるけど大丈夫ですか？？？





宇髄「それよりほら、手。」




『繋ぐんですか？』




誰かに見られたらまた勘違いされるんじゃ…





宇髄「お前危なっかしいからな。ほら行くぞ。」





私が手を差し出す前に、パッと手を取ってまた歩き始めた。


はぁ、ほんとに荷が重いです神様助けて。






宇髄「なんか食いたいもんあるか？」




『あ、りんご飴食べたいです。』




宇髄「ん、りょーかい。」









.







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『なんか全部奢られちゃって、ほんとにすみません。』



宇髄「こうゆうのは男が出すもんだ。気にすんな！」




食べるものも遊ぶのも、全額宇髄さんが払ってくれていた。

あとでお礼にお菓子でも持ってこ。





『あ、あのお面、宇髄さんに似合いそう。』




宇髄「ん、どれどれ。」







あれから、射的をしたり、金魚すくいをしたりして屋台を楽しんだ。


宇髄さんは話し上手だし聞き上手で、一緒にいて心地が良かった。





気がつけばあっという間に時間は過ぎていて、そろそろ花火が上がる時間だ。






宇髄「そろそろ花火が始まるな。行くか。」




『はい！』





宇髄さんにエスコートされるまま、花火がよく見えるところへと場所を変えた。

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