転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

かまぼこ隊 ページ2

今日は、店主さんが用事で都に行くため、店は休みになった。



前の休みは童磨さんに捕まっていたが、今日は自由である。





素晴らしいこの開放感！！

今ならきっと空だって飛べるわ！！




今日は町に出る。

店を回ってお買い物をしよう、あと美味しいものも食べたいなぁ。




そうだ。口紅とか売ってないかな。


この時代とはいえど、できる限りオシャレしたいよな〜。






？「そこの君ぃぃいい！」




後から叫び声が聞こえて、思わず振り返る。


振り返ったのが間違いだった。





？「俺と結婚してくれよぉ〜！！」






黄色の髪、三角模様の羽織り、間違いねぇな。


主要人物もいいとこ、我妻善逸じゃないですか。



真っ黄色って目立ちますね。現代にもいるよこういうパツキンのパリピ。

てか泣きすぎじゃない？

顔が涙と鼻水で大洪水だよ。




『けっ、結婚なんて出来ません！さよなら！』





善逸「待っておくれよ！！」






急いでその場を去ろうとするも、腕をがっしり掴まれて離れてくれない。



振り切ろうとするも無理だった。




善逸「お願いだよぉおおおお！」







『だから無理ですって！』






私はもっと男らしくて大人っぽい人がタイプなの！！





いやまぁ着眼点はそこじゃないけどさ。


知ってますよ貴方は相当な主要キャラなんです！！

私はなるべく平凡な町娘として生きたいの！


鬼からも鬼殺隊からもこれ以上目をつけられたくないの！









だから離れて私の人生のために！！！

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