食事処"花戸屋"3 ページ15
店内も忙しくなって、そろそろ呼び込みをやめようと思ったその時だった。
一人、見覚えのある男の人がこちらへ駆け寄ってくる。
炭治郎「昨日のあの子!!!!」
鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎くんであった。
『っ!、昨日の鬼殺隊の方!』
あれこれきたんじゃね?
チャンスじゃね?
ここでこの子に助けを求めれば……いやでも炭治郎って今上弦の鬼と戦ったらまずい?
あれ、これ時間軸どこまで進んでるんだ?
炭治郎「俺は鬼殺隊階級癸!竈門炭治郎って言います!」
いや序章もいいとこやないかーーーい(白目)
ダメだな、炭治郎くんを上弦に会わせたらまずい!!主人公殺したらまずい!!!
『炭治郎さんっ、私は如月Aっていいます!』
炭治郎「あの後大丈夫でしたか!!?すみません、俺鬼殺隊だというのに何も出来なくて……」
なんていい子なのそんなしょぼんとしないでっ!
『大丈夫ですよ!それにあの時は私が鬼と近かったから、技も打つに打てなかっただろうし…』
炭治郎「だけど、本当にごめんなさい!!
貴方が無事で……本当に良かった……」
そう呟くと、炭治郎くんは泣きそうな顔で俯いた。
私は焦って炭治郎の両手を握りしめた。
『わわっ、本当に大丈夫ですよ!?あの時、私を助けようとしてくれてありがとうございます。』
炭治郎を安心させるようにっこりと微笑むと
炭治郎くんは少し照れたように笑った。
え、可愛い。
炭治郎「あの、もしよろしければあの後どうなったのかを聞いてもいいですか?俺、貴方が…如月さんが連れ去られてから気が気じゃなくて…」
ええぜひとも話させてくださいな!
そんでもって柱に報告がいって私を助けてくれる流れになれば完璧だっ!!!
『勿論です!あ、お腹空いてませんか?良かったら食事しながらでも…』
炭治郎「ほんとですか!では、お邪魔します!」
____________いやでも待って?
私が鬼舞辻無惨が接触したことを話したとする。
そしたらその情報を聞けば間違いなく柱が動く。
となると尻尾を掴まれた鬼舞辻無惨は間違いなく怒る。私に。
え?まずくない?
そうなったことが分かれば私存在消されるじゃん!!
少なくとも私が鬼舞辻無惨と関わったことは隠さなくちゃ!!
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full.(プロフ) - べに。さん» おおー!よかったです!引き続きお楽しみください! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
べに。(プロフ) - full.さん» 行けるようになりました!!ご迷惑かけて申し訳ありません!! (2020年4月24日 21時) (レス) id: bcd39c009f (このIDを非表示/違反報告)
べに。(プロフ) - full.さん» わかりました!こちらこそすみません…。 (2020年4月24日 20時) (レス) id: bcd39c009f (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 結衣さん» 了解です!報告ありがとうございます! (2020年4月24日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - べに。さん» まじかァァァァァ!、私の方だと何も異常がないので、おそらくアプリの一時的なバグかと思われます。一度時間をおいて再度開いてみてください。お手数おかけしてすみません…。 (2020年4月24日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:full. | 作成日時:2020年3月29日 21時