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自ら墓穴を掘るようなことをしてしまった。
『(でも今緊急事態だし……お客さん守らなきゃって考えたら……やっぱり仕方ない…)』
関わってしまったものはしょうがない、なるべく波風立てず接していくしかない。
そしてなるべく早く店を辞めよう。
蘭「あーあ、せっかくAちゃんテーブルに来てくれたとこだったのに。」
竜胆「飲み直してぇけど、店内めちゃくちゃだしな…」
蘭「チッ……また後でにすっか。じゃーね、Aちゃん、外のアイツらは片しとくから安心して〜。」
竜胆「じゃあな。」
『えっ……あ、はい。』
二人は私のみに挨拶を告げて店を出て行った。
オーナーは結局終始ガン無視をくらって終わった。
キャバ嬢もボーイもオーナーもお客さんも
店内全員がポカンと口を開けた状態だった。
オーナー「と…取り敢えず一件落着……??」
ボーイ2「で、ですかね…?」
杏奈「えーっと……とにかくめちゃくちゃになった入口付近どうにかしなきゃ…」
キャバ嬢とボーイたちが片付けに取り掛かった。
私はこっそりオーナーに話しかける。
『オーナー、今日はお客さん一旦お帰りして頂いた方が良いのでは…?それから従業員で店を片付けましょう。』
オーナー「そ、そうだな。見送りの手伝いをしてくれ。」
『了解です。』
それから、店のお客さんを全員帰らせると、割れたお酒や散らかったガラスの片付けが始まった。
キャバ嬢1「ちょっとAちゃん、大活躍だったね。」
片付けをしていると、隣から話しかけられる。
『えっ?そう…?』
キャバ嬢2「思った、私超ビックリしたし怖くて、動けなかったもん!お客さん守ったのすごい!」
『へへ……ありがとうございます。』
何人かから賞賛の声をもらった。
怪我人は出ていないようで安心だ。
それから片付けはスムーズに進んだ。
被害が入口付近だけだった事もあって、何とか店は無事だ。
オーナー「よし、この調子だと明日からまた再会出来そうだな。」
ボーイ3「ですね。」
オーナー「じゃあ、取り敢えず今日はもう仕事は締めよう。皆も今日は早めに休んで、明日また出勤出来るように!」
「「はい!」」
杏奈「あー、一時はどうなるかと思ったけど、良かったね。」
『だね、杏奈も怪我してない?』
杏奈「ちょー元気ー!ね、早めに終わった事だし、帰りにカラオケでも寄って帰ろーよ。」
『いいね、賛成!』
従業員たちはそれぞれ帰宅した。
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名無し43687号(プロフ) - この作品が好きで何度も読み返していたのですが先程プリ小説と言うアプリで主様の作品と凄く似ている作品を見かけました主様はこのアプリ以外でこの作品と同じものを書いたりしていますかт т (9月19日 21時) (レス) id: 2b8f1abd53 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 桔梗さん» ツイステに留まらずこの作品も読んでいただきありがとうございます!作者として認知頂けるの嬉しいです…泣。更新頑張ります! (2022年2月15日 23時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - めちゃくちゃ面白い作品誰が書いてらっしゃるんだろあと思ったらfull.様じゃないですか!驚きました!この作品もすごく面白いです!さすがとしか言いようがない、、!これからも更新楽しみに待ってます! (2022年2月15日 2時) (レス) @page40 id: cf40087a4e (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 彼方さん» 彼方さんありがとうございます!!もっと楽しんでいただけるよう更新頑張ります! (2022年2月14日 18時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年2月14日 16時) (レス) id: 753b80d584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2022年2月11日 22時