油断は禁物5 ページ45
私は二人を交互にみつめた。
上弦の鬼と、鬼殺隊の柱。
このまま殺し合いが始まる……??
この二人が……??
「Aちゃんったら、そんな顔しなくても大丈夫だよ。」
『え…?』
「俺、今はコイツを殺そうとは思ってない。」
「どういうつもりだ。」
私が返す前に、煉獄さんが尋ねた。
「今にも頭ひしゃげてやりたい気持ちでいっぱいなんだけどね。
でもそんな事したら………
Aちゃんに嫌われちゃう。」
童磨さんは
いつものようにヘラヘラとしていた。
でも私には、泣いているような表情に見えた。
「まさか、お前!」
「あはは、野暮なことは聞かないでよね。」
童磨さんは窓へと足をかけた。
「!、待て!!」
「Aちゃん。
________泣かされたらおいで。」
『!』
煉獄さんが追いかけようとするも追いつかず、童磨さんは闇へと消えた。
「くそ!!!」
部屋には、私と煉獄さんだけが取り残された。
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月16日 9時) (レス) @page49 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうこ(プロフ) - すごく面白かった!これからも頑張って下さい! (2022年3月15日 17時) (レス) id: dd7da01f9b (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - お元気ですか? (2021年5月16日 3時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2021年4月21日 12時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - mikittyさん» お待たせしました、こちらの方もこれからペース上げて頑張ります! (2020年12月20日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2020年1月27日 23時