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煉獄さんの弟2 ページ13

千寿郎side

声をかけてくれた女の人は、僕の手を引っ張って木陰に座らせた。



『足、出して。簡単な手当は出来るわ。』




「えっ、そ、そんな、大丈夫です!」





『ふふ、いいのよ。ほら。』






すみません…と呟きながら恐る恐る足を差し出すと、女の人は手際良く手当をしてくれた。




それにしても…




「(綺麗な人だなぁ……)」






優しくて、キリッとした大きな目。
サラサラの黒髪に真っ白な肌。





あんまりに美しくて、手当てを受けながらしばらく見とれていた。







「(っ!、僕ってば何を考えて……
あああ本当に申し訳ない!!)」







そんな葛藤をしているうちに、手当てを終えた女の人は、僕の顔を改めてじっとみた。


綺麗な顔に見つめられて、恥ずかしくてたまらない。







『貴方、本当に煉獄さんにそっくりね。』




!!

何を言ったかと思へば、

突然、苗字を言われた。



どうしてこの方が知っているんだろう?



僕は全く知らないから…兄のことかな?




「もしかして…兄の煉獄杏寿郎と知り合いの方ですか…?」





『!、兄って…貴方、煉獄さんの弟さん?』






「はい!、弟の煉獄千寿郎と申します!」






『蓮凪Aです。貴方のお兄さんにはとってもお世話になっています。よろしくね、千寿郎くん。』






僕の目を見て、Aさんはにこやかに笑った。




その笑顔がまたとても綺麗で、あまり目を見れなかった。

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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月16日 9時) (レス) @page49 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうこ(プロフ) - すごく面白かった!これからも頑張って下さい! (2022年3月15日 17時) (レス) id: dd7da01f9b (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - お元気ですか? (2021年5月16日 3時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2021年4月21日 12時) (レス) id: ea401d31d9 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - mikittyさん» お待たせしました、こちらの方もこれからペース上げて頑張ります! (2020年12月20日 20時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2020年1月27日 23時

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