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昼店2 ページ37

『ごめんなさいねお兄さんたち、また今度にしてちょうだい。』



男2 「おいおい、そんなこと言わずにさぁ。」



そう言って、男に手を掴まれたその時だった。




男2「いってぇ!!」




私を掴んでいる男の腕を、不死川さんが掴んでいた。




「俺の連れになんか用かァ。」



不死川さんはすごい形相で男二人を睨む。

あまりの迫力にこっちまでビクリとする。




男1「チッ。おい、行くぞ!」

男2「てめぇ、覚えとけよ!」




走り去って行く姿を見ながら唖然としていた。




「おい、何もされてねェか。」



『え、ええ、大丈夫よ。

それより、どうして不死川さんがここに?』





「どっかのお馬鹿さんが危ねェのに外に出かけたって言うからよォ。」






不死川さんはこちらをジロリと睨む。


少し気まずさを感じて目を逸らす。





「来てみれば変なやつに絡まれてるし。」






『えっと……ごめんなさい。』





無理を言って出かけたのに、助けられてしまった。


こればかりは言い訳のしようもない。





「はぁ。別にいいけどよ。その変わり今日は俺と歩けェ。」






予想の斜め上をいった言葉に驚いて彼を見上げると、彼は少し恥ずかしそうに頬をかいた。







「お前がまた面倒なのに絡まれねェようにな。」






ぷいとそっぽを向きながら言う不死川さんに笑みが零れた。

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full.(プロフ) - 彼岸花...さん» とっても励みになります!コメントありがとうございます!! (2020年1月25日 16時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花... - すごく面白いです! 更新頑張ってください!! (2020年1月25日 15時) (レス) id: 7685bdfe15 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ゆいさん» 温かいコメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2020年1月16日 0時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました!続きを楽しみにしてます! (2020年1月15日 23時) (レス) id: 67d27ac634 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作成日時:2020年1月6日 21時

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