第６６羽 ページ20
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安室side
「え、Aお姉さん、怪盗キッド好きなの…？」
恐る恐る、というようにコナン君が聞いた。
『うん、憧れるよね。』
「えっ」
「きゃー！Aさん分かってる！やっぱり素敵よね〜キッド様！」
"憧れる"、その言葉にあからさまに胸の奥がざわざわと蠢いた。
『キッド様…？そう呼ばれてるの？』
「知らないんですか？結構女の子には人気なんですよ〜！」
『へぇ…』
「Aさんは、キッド様見たことあるんですか？」
『前に一度、空を飛んでるのを見たことがある。』
「そうなんですね！」
キッド話で盛り上がる二人をきっと俺たちは呆気に取られて聞いていた。
「まさか、Aさんがそういう男が好きだなんて知りませんでしたよ。」
湧き上がる苛立ちを抑えながら笑顔を作った。沖矢昴に続き怪盗キッドか。何もかにも気に食わない。
『えっ、そういうのじゃないって言うか……うーん。』
「でも相手は怪盗ですよ？犯罪者ですよ？」
「そうだよAお姉さん！キッドは悪いヤツなんだよ！」
「あはは、めっちゃ言うやん。」
「園子さん、そのパーティー、僕もご一緒して良いですか？」
そう言うと、園子さんは少し驚いた顔をした後すぐに笑った。
「勿論！もしかして安室さんもキッド様に興味が？」
「はい、Aさんが虜になるような男なんて、興味が湧かない訳ないですよ。」
「！！、きゃー！」
何故かAさんではなく園子さんが黄色い歓声を上げる。
『虜って……』
「安室さん積極的すぎ〜！」
キッドなんてとっ捕まえてやろう、と心の中で密かに決意を固めつつきょとんとした顔のAさんを見つめた。
一体キッドの何がそんなに貴方の心を惹いたのか。
「ふふ、楽しみですね。」
「安室さん顔…」
コナン君に若干引いた顔で見られながら、忌々しい予告状を横目に読み返した。
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only07(プロフ) - ベルモットとオリヴィアちゃんが幸せになってほしいです……！ (1月14日 20時) (
レス) @page45 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 続きが気になりすぎて眠れません🥺更新待ってます！！！！ (12月11日 21時) (レス) id: 3161f0695a (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - とても好きです…🥹 (11月26日 22時) (レス) @page43 id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああ好きです (9月16日 19時) (レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ベルさん» ほんとですか！泣長ったらしいお話ですが付き合っていただけたら嬉しいです！コメントありがとうございます！ (6月19日 1時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2023年3月10日 20時
