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マイキー「！、A！」
私を見つけた万次郎さんが走ってくる。
マイキー「どうしたの？もしかして寂しくなった？」
『えっ、あの』
マイキー「そいつらは？」
万次郎さんの視線は舎弟さんたちに向く。
3人はビクッと肩を震わせた。
『私がビルの中の案内を頼んでたんです。』
マイキー「！、そうだったんだ。」
『万次郎さんたちは……会合中では…？』
マイキー「たった今終わったところだよ。」
『そうなんですか！お疲れ様です。』
そうこう話しているうちに、なんだなんだと人が集まってきた。
蘭「Aちゃんだ〜♡ビルの中みたいなら俺が案内してあげよっか？」
竜胆「兄貴このあとも仕事だろ。」
マイキー「うるせぇ。俺が居るから要らねぇ。」
九井「ボスもこのあと仕事あるぞ。」
マイキー「………」
九井「てことでA、また後でな。」
『あっ、はい、お仕事頑張ってください！』
おお、なんとか九井さんのおかげで事態が丸く収まった。
マイキー「やだ、やめろ、離せ九井！」
九井「早く終わらせないとまた遅るぜ？」
マイキー「………」
万次郎さんは不服そうな顔をしながらズルズルと引きずられていった。
『………ふぅ、びっくりした………』
舎弟1「おお……ボスがあんなになってるの初めて見ました。さすがっすねお嬢さん！」
『え！？いや、そんなんじゃないですよ…』
舎弟2「いや、すげぇっす！」
『あはは……』
雑な愛想笑いで何とか場を誤魔化した。
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あれから、舎弟さんたちにビルの中全体の案内をして貰った。
思った以上に広いし、部屋数も多くて、しばらくは迷子に注意だ。
『さて、何しようか……』
ぼふんと自室のベッドに倒れ込む。
いつもは仕事だるいなぁとか、起きるの嫌だなぁとか思うくせに、自由になったらなったで困るものだ。
『何かやること………そうだ。』
何かお手伝い出来ることがないか聞いてみようか。
簡単な書類の整理とか、ハンコ押しくらいなら出来るはずだから。
『よし。』
そうとなれば、私はさっそく適当に服を着替え、九井さんに会いに行くことにした。
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ただつ(プロフ) - 東リベ自体は読んでなかったのですが、この作品を読んで興味湧いてきました^ ^ 最高におもしろいです！ (3月9日 11時) (
レス) @page47 id: bb369dedc9 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ - もう大好き過ぎて一気読み確定でした（т-т）！！更新楽しみです！ (12月16日 23時) (レス) @page47 id: d68f8df98a (このIDを非表示/違反報告)
るか - 突然すみません、プリ小説でとても似ている作品を見たのですが、プリ小説でも同じ作品を書かれていらっしゃるんですか？ (12月15日 21時) (レス) id: 55d8563b32 (このIDを非表示/違反報告)
SELENE(プロフ) - 一気に読ませていただきました！夜中なのに目がギンギンです笑素敵な作品、今後も応援させてください。 (12月13日 2時) (レス) @page47 id: 9bbf4db66c (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - かなさん» かなさんありがとうございます！！応援にすっっごく励まされます！頑張ります！！ (11月19日 22時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2022年12月5日 2時
