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マイキー「A、今日のドレスも綺麗だね。」

『へへ、ありがとうございます。万次郎さんも、今日はお洒落な服着てますね。いつものシンプルなのも良いけど、こっちもカッコイイです!』

マイキー「やった、Aに会うから着てきた。」

『!』


私に会うためにお洒落してくれたってこと?
なんか、可愛い。


マイキー「今日も最後まで飲んでいっていい?」

『勿論です!あ、でも…』

マイキー「?」

『実は今日、指名が被っちゃってるんです…。だから、時々私抜けますね。』

マイキー「え」


万次郎さんはあからさまに嫌な顔をした。


『ほんと申し訳ないです…』


本来ならVIPのお客様を優先するが、生憎今は使えないし、黒崎さんほどの人となれば恐らくどちらにしろ行き来することになる。


『私が居ない間は、ヘルプを付けますね。』

マイキー「ヘルプ?」

『私の代わりに話し相手になってくれる嬢のことです。』

マイキー「……何それ。Aじゃないなら、いらない。」


うーん、どうしたものか。
蘭さんや竜胆さんの場合はおふたりでいらっしゃっていたからまだ良かったものの、ひとりきりはなぁ…


『私の数少ない友達なんです。明るいし話しやすいですよ、お試しでもどうですか?』

マイキー「……」

『万次郎さんのことお一人にしたくなくて…』

マイキー「…………………わかった。でも早く戻って来て。」

『!……はい!』


良かった、承諾してくれた。
杏奈のコミュニケーション能力なら、万次郎さん相手でも気さくに話しかけられるはず。


『何お飲みになりますか?』

マイキー「この前飲んだやつ。」

『分かりました!』


お酒がきて、乾杯をしてまもなく、ボーイさんに呼ばれてしまった。


ボーイ1「Aさん、あちらのオーダーもお願いします。」

『分かりました。』


ちらりと席に目を向けると、黒崎さんがヒラヒラと手を振った。


『すみません、抜けますね。また戻ってきます。』

マイキー「早く、ね。」

『(圧がすごい…)』


私は杏奈と少し会話し、入れ替わりでテーブルを移った。

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full.(プロフ) - ゆきさん» うわあああ嬉しすぎます!(´TωT`)この作品を選んでくれてありがとうございます!更新も頑張ります! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 天然水さん» コメントありがとうございます! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても素敵な作品をありがとうございます!面白くて一気に読んでしまいました!1番好きな作品です…♡作者様のペースで更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2022年7月15日 21時) (レス) @page49 id: cff8d00b59 (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 更新してください (2022年7月12日 19時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 早く更新してほしいです (2022年7月4日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2022年4月15日 0時

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