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黒崎「君には参っちゃうなぁ。」

『ふふ、約束ですからね?』

黒崎「ああ、分かったよ、僕の負けだね。」


そう言うとお金をしまってくれた。
良かった、何とかなった……


黒崎「ふふ、じゃあ続きを楽しもうか。」

『はい!』


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あれから、黒崎さんは閉店時間まで飲んで行ってくれた。
一体今日でいくらのお金を使ったか分からない。


オーナー「いや〜!Aちゃん流石すぎるよ!!助かるよ〜ほんと!」


興奮したオーナーにバシバシと背中を叩かれる。


『あはは、黒崎さんが優しい方だっただけです…』

オーナー「あんな人を射止めるなんて凄いことだよ!もっと胸を張って!!」

『はは…』


黒崎さんが来た時はあんなにビビってたのに…


嬢1「Aちゃん、凄い難しい話で盛り上がってたよね。うちああいうビジネス?の話ちんぷんかんぷんだからマジ尊敬。」

嬢2「可愛いだけじゃないのがやばい。その顔で頭良いとかやめて〜。」

『黒崎さんが話しやすかったんだよ。私何も特別なこと出来てないし。』

嬢3「確かに、黒崎さん清潔感あってカッコイイし、トークも面白かったよね〜!」

杏奈「分かる!!」


嬢もキャストも黒崎さんの話題で持ち切りだった。


オーナー「じゃあ、そろそろ片付けも済んできたし、解散〜。」

「「お疲れ様でした。」」


オーナーの一声で解散し、キャストは着替えるためにフィッティングルームに戻った。


『あ〜、疲れた、寝たい、帰りたい。』

杏奈「ふふっ、A終わったあといつもそれだよね〜。」

『だってそうじゃん〜、杏奈も今日いっぱい飲んでたでしょ。』

杏奈「うん、△△さんだったからねぇ、杏奈も今日はとっとと寝よ〜。」


着替えを終えて、時刻を確認するためにスマホを見る。
すると、帰り際に連絡先を交換した黒崎さんから連絡が入っていた。


"黒崎「Aさんのおかげで今日はとっても楽しかったよ。ありがとう。」"

"『こちらこそ!ぜひまたいらして下さい😚』"

"黒崎「あ、仕事終わったのかな?気をつけて帰ってね。」"

"『ありがとうございます。おやすみなさい〜』"


杏奈「あ、黒崎社長だ〜♡メッセージまで気を使ってくれるの素敵〜!」

『わ、』


いつの間にか画面を覗いていた杏奈が言った。


杏奈「また来てくれるといいね!」

『そうだね。』


私はそう笑って答え、スマホを仕舞った。

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full.(プロフ) - ゆきさん» うわあああ嬉しすぎます!(´TωT`)この作品を選んでくれてありがとうございます!更新も頑張ります! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 天然水さん» コメントありがとうございます! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても素敵な作品をありがとうございます!面白くて一気に読んでしまいました!1番好きな作品です…♡作者様のペースで更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2022年7月15日 21時) (レス) @page49 id: cff8d00b59 (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 更新してください (2022年7月12日 19時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 早く更新してほしいです (2022年7月4日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2022年4月15日 0時

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