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『やっぱり……まずは蘭さんと竜胆さんに連絡だよね……』


((プルルル…))


蘭さんにかけると、ワンコールで応答した。


"蘭「Aちゃん!?」"

『もしもし、蘭さん…』

"竜胆「っ、出たの?」"

"三途「おい貸せ!!」"

"九井「スピーカーにしろ。」"


蘭さんが出たかと思いきや、竜胆さんと春千夜さんと九井さんの声も後ろから聞こえてきた。みんな一緒に居るの?


『連絡、遅くなってごめんなさい…』

"蘭「それはひとまずいい。何があった。」"


電話越しに、みんなが生唾を飲み込むような緊張感が伝わってくる。なんかすごく答えずらいんだけど…


『な、何も。』

"竜胆「は?」"

"三途「一晩連絡取れずに何も無いわけねぇーだろ!」"


ごもっともなんだけど……本当に何も無かったんだよな……


"蘭「俺が渡した盗聴器は?」"

"九井「は?盗聴器?」"

"竜胆「今はいいから。」"

『あ…それの事なんですけど、ごめんなさい。万次郎さんに壊されちゃいました。』

"蘭「え…」"

"三途「"万次郎さん"!?」"

"九井「何か嫌なことされてねぇか?なんで一晩も帰って来れなかった?」"

『いや、何もされてないです。 その上私を万次郎さんの部屋で寝かせてくれました。』

"竜胆「え…?どういうこと…?」"


悪夢の成り行きは…話さない方が良いかな。


"九井「とにかく無事なんだな?戻って来れるか?」"

"蘭「悪いけど、俺らこの後会合なんだ。迎えに行けねぇ。」"

『大丈夫です!一人で戻れますから。』


本当に心配かけちゃったなぁ…
でもそれもそうか。彼は梵天のボスなわけだから。


『またあとで時間がある時に連絡し直します。』

"蘭「分かった……気をつけてね。」"

『はい、失礼します。』


電話を切り、もう一度万次郎さんの部屋に戻った。

会合→←.



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full.(プロフ) - ゆきさん» うわあああ嬉しすぎます!(´TωT`)この作品を選んでくれてありがとうございます!更新も頑張ります! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 天然水さん» コメントありがとうございます! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても素敵な作品をありがとうございます!面白くて一気に読んでしまいました!1番好きな作品です…♡作者様のペースで更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2022年7月15日 21時) (レス) @page49 id: cff8d00b59 (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 更新してください (2022年7月12日 19時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - 早く更新してほしいです (2022年7月4日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2022年4月15日 0時

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