美しい花には棘がある２ ページ49
ネージュside
大きな鏡の間。僕は窓際に立ちながらナイトレイヴンカレッジの学園長の話を右から左へと流していた。
興味が無いわけじゃなくて、今はあの子のことで頭がいっぱいだったから。
先程までのあの子の様子を思い浮かべながら、ぽやぽやと余韻に浸る。
思いがけず始まった、僕の初恋。
「はぁ…」
でも美しい彼女には当たり前のように他の男も寄ってくるわけで、僕を睨むケイトさんの顔が思い浮かんだ。
RSA生1「どうしたんだい？ネージュ。さっきからため息ばかりだね。」
となりのクラスメイトに話しかけられてハッと我に返る。
「ああ、うん、ちょっと疲れちゃったみたい。」
RSA生2「無理もないね。慣れない場所に来たんだから。」
RSA生1「でも楽しかったよね。」
なんて、ちょっとした雑談にも身が入らないくらい僕の頭はぼーっとしていた。
RSA生1「あ、部活動してる。ナイトレイヴンのマジフト部はRSAの良きライバルだよね。」
その言葉につられて僕も窓の外を見る。日差しが指す良い天気に、部活動をする学生の元気な声が響いていた。
白く、キラキラとしたRSAの校舎とはまた違い、シックで重圧感のあるナイトレイヴンの雰囲気も良いな、なんて思いながら目を滑らせていると、ある一点で目を留め、そして大きく見開いた。
丁度向かいにある建物の、ここより1つ下の階。そこに、あの子とケイトさんの姿を見つけた。
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full.(プロフ) - Aliceさん» こういう子ほど堕としたくなりますよね、、 (11月26日 19時) (
レス) id: 7da2bf43f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ネージュくん可愛いなぁヘーゼル様より少女漫画してる笑 (11月26日 19時) (レス) @page50 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 悠さん» ツイステ未履修でも読んでいただけたんですか！？嬉しすぎるんですがはぁ！？ありがとうございます！？！？ (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あまねさん» え！いやにならないでください笑笑 (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あーりさん» 大変遅くなり申し訳ないです…(泣泣) (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2022年1月6日 23時
