屈辱 ページ4
ユウside
なんでこんな事になったの…？
朝、泣き過ぎたせいで重くなった瞼。
浮腫んで、なんて酷い顔。
昨日は衝撃的な事件があった。
レオナさんが……あの女にキスを……！
本当に信じられない。
なんで？あの女に唆されたの？
いや……違う。
最初から私が騙されていたんだ。
そう考えるだけでズキズキと頭が痛んだ。
腸が煮えくり返りそうな程腹が立つ。
好きって言ってくれたのはレオナさんなのに。
愛してるって、あんなに優しく頭を撫ででくれたのに。
自然と私はレオナさんの元へと動いていた。
「レオナさん！」
植物園で寝転がるレオナさんに声をかける。
どうして貴方はいつも通りにして居られるの？
レオナ「……」
レオナさんは私を見ても、すぐに逸らして何も言わなかった。
「余りに酷いんじゃないですか…？どうしてこんな事したんですか…？」
レオナ「……アイツが欲しかった。」
「！…」
あの人の話をする時だけは、真っ直ぐ目を見据えるのね。
「最低です……罪悪感とか…ないんです？私…こんなに傷付いてるのに！！」
レオナさんは頭の後ろを掻いて、ダルそうに答えた。
レオナ「お前には悪いと思ってるさ……でもお前だっておなじだろ。」
「……は？」
何が同じなの。
貴方と一緒にしないで。
レオナ「散々仮面かぶって、色んなヤツに近づいたじゃねぇか。」
「！！……わ、私はそんなんじゃ…」
レオナ「チヤホヤされたいの丸わかりだぜ。」
「なっ……違う、違います！それはあのビッチの事でしょ！？あんなのと一緒にしないで！」
レオナ「あー、はいはい。まぁ別にお前が認めようが俺はどーでもいい。」
どうでも、いい…？
レオナ「それにお前ももう、気付いてんだろ。」
気付いてるって……何に？
レオナ「アイツの恐ろしさだよ。」
「……」
レオナ「一瞬で男の足元を掬い上げるぜ。賢さも度胸も並大抵じゃない、悪いがお前は足元にも及ばない。」
「っ、うるさい。」
レオナ「俺に言われんのも腹立つと思うが、お前本当にアイツにちょっかい出すの辞めた方がいいぜ。」
「うるさいうるさいうるさい！！アンタなんかに言われたくないわ最低野郎！！」
私は植物園を飛び出した。
ちょっかい出す辞めろですって？
はっ、彼氏ズラも良いとこだわ。騙したくせにふざけんじゃないわよ。
私が……あの女なんかに……あの女なんかに！
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full.(プロフ) - Aliceさん» こういう子ほど堕としたくなりますよね、、 (11月26日 19時) (
レス) id: 7da2bf43f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ネージュくん可愛いなぁヘーゼル様より少女漫画してる笑 (11月26日 19時) (レス) @page50 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 悠さん» ツイステ未履修でも読んでいただけたんですか！？嬉しすぎるんですがはぁ！？ありがとうございます！？！？ (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あまねさん» え！いやにならないでください笑笑 (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あーりさん» 大変遅くなり申し訳ないです…(泣泣) (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2022年1月6日 23時
