微熱５ ページ24
アズールは渋々ベッドに横になった。
『アズール、何か少しでも食べれそう？』
アズール「……はい。」
『良かった、じゃあ簡単にお粥でも作ってくるね。』
アズール「っ…」
立ち上がろうとしたが、私の服をぎゅっと掴んで離そうとしない。
『大丈夫、すぐ戻ってくるわ。』
アズール「やです……。ここに居てください。」
風邪の時は心細くなるものだけど、そんなに涙目で見つめられたら心が痛くなるわ。
『アズール、私は早くアズールに良くなって欲しいのよ。』
アズール「………」
『頑張ってなるべく美味しく作ってくるわ、だから、ね？』
アズール「………Aさんが食べさせてくれますか。」
『！、ふふ、良いよ。お利口さんで待っててね。』
アズール「…はい。」
まだ不満げだったけど、これ以上具合が悪くなる前に薬を飲ませないと。
私は急いでキッチンへ向かった。
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『アズール、お待たせ。』
寝ているかと思って静かに部屋に入ったが、アズールはその微かな声に反応して顔を上げた。
アズール「！、やっと来た…」
『ふふ、どう？美味しそうでしょ。』
アズール「ふふ、はい！」
『自分で起きあがれる？』
アズール「は……あ、…いいえ。辛いのでAさんが抱っこしてください。」
『ふふっ、しょうがないわねぇ。はい、おいで。』
アズール「ん……ふふふ。」
嬉しそうに笑っちゃって、まだ夢見心地みたいね。
『はい、あーん。』
アズール「あ……」
『どう？お口に合うかしら。』
アズール「はい…！凄く美味しいです。……へへ、Aさんの手料理を食べられるなんて、幸せですね。」
『あらあら、嬉しいこと言ってくれるのね。』
アズール「夢なのに随分とリアルだなぁ、匂いも味も…。」
『！……ふふ。』
アズール「……これが夢じゃなかったら………」
『ほらほら、良い子だから早く食べて寝なさい。』
食べさせてあげるのは少し恥ずかしそうにしながらも、アズールはパクパクと料理を食べ進め、皿は綺麗に空になった。
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full.(プロフ) - Aliceさん» こういう子ほど堕としたくなりますよね、、 (11月26日 19時) (
レス) id: 7da2bf43f2 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ネージュくん可愛いなぁヘーゼル様より少女漫画してる笑 (11月26日 19時) (レス) @page50 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 悠さん» ツイステ未履修でも読んでいただけたんですか！？嬉しすぎるんですがはぁ！？ありがとうございます！？！？ (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あまねさん» え！いやにならないでください笑笑 (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - あーりさん» 大変遅くなり申し訳ないです…(泣泣) (11月26日 17時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2022年1月6日 23時
