ミステリアスな彼３ ページ10
ジェイドside
目を、疑った。
アズール「でもこの内容だとこの分野の知識も必要ですよね…。」
『なら治癒効果と絡めて考えたらどう？温度によって作用が変わる薬草を抽象化したら結構まとめやすそう。』
アズール「！、なるほど…！」
アズールと並ぶか、もしくは超えるほどの論理的思考力で、彼女はアズールにアドバイスをしている。
山ほど疑問が湧き出てくる。
いつの間にこの2人は仲良くなっている？
前まで…というか昨日まで、アズールはA・シャーロットさんの事はあまり良く思っていなかったはず。
1日の間に一体何があった？
確かに彼女は聡明で、それでいて誰もを惑わすほどの美人だ。
しかしそれだけであのアズールの心が動くだろうか。
彼女自身の性格は、アズールも知っているはずなのに…。
考えれば考えるほど興味が溢れて止まらなかった。
気づけば僕は勉強をする手を止め、熱心に話し合う2人の様子をじっと観察している。
監督生「……先輩……ジェイド先輩！」
監督生さんに呼ばれていた事に気がついて慌ててこちらを見る。
「っ、はい、すみません、何でしょうか。」
監督生「ここ、教えてくれませんか？」
「ええ、良いですよ。」
『よし、じゃあテーマは決まりだね。』
アズール「ほんっとうに助かりました。また聞きに来ても？」
『あはは、アズール君なら大歓迎だよ〜。』
アズール「ふふ。」
監督生さんに教えながらも、耳はその会話に集中していた。
顔を赤らめながら話すアズール。
彼はこんなに柔らかな表情をする人だっただろうか。
監督生「へぇ…じゃあ、ここはこういう事ですか？
………って先輩、聞いてます？」
「え、ああ、すみません。もう一度お願いします。」
彼女は
A・シャーロットは一体何を隠し持っているのだろう。
監督生さんと話をしていても、再び目線は彼女に向いてしまう。
監督生「……ﾁｯ」
夢中になって、僕は監督生さんの小さな舌打ちに気づかなかった。
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only07(プロフ) - すっごく面白くて、夢主ちゃんが恐ろしいくらいです……！ (1月9日 19時) (
レス) @page50 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 初めまして、質問なんですがｱｰﾙ18のお話が、フィルターが外れていても出てきません。消してしまったのでしょうか？もし宜しければそのお話のリンクを貼って頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (10月11日 9時) (レス) id: 6c72364583 (このIDを非表示/違反報告)
Seturo - 予想以上に面白くて、１話・２話といった感じに、どんどん読んでしまって、時間があっという間に過ぎてしまいました。応援してます！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page8 id: c7673ae0d0 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ＼(^o^)／さん» こちらこそコメントありがとうございます！もっと楽しんで貰えるよう頑張ります〜！ (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - malia0607ayさん» 返すの遅れてすみません！コメントありがとうございます…！夢主にコテンパンにさせます() (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2021年1月29日 0時
