大事だから３ ページ6
エース「いって！」
『我慢して。』
相手を殴りまくったせいで、エースの手からも血が出ていた。
今は私が消毒中。あまり深い傷はなくて良かった。
『………』
エース「……なぁ。」
『ん？』
エース「その…怒ってる…？」
私が無言だったせいか、エースが心配そうに聞く。
『ふふっ、違うよ。ただびっくりしたの。』
エース「？」
『エースって普段は細身に見えるのに、意外に力があるのね。喧嘩もあんなに強いなんて聞いてなかったよ。』
エース「言ったでしょ、俺は男だ。」
『そうだね。____よし、これでひとまず手当終わったよ。』
エース「ん。さんきゅ。」
さっきまで泣いていたから、エースの目は赤かった。
ハートの模様も、落ちかけている。
私はそっとエースの目元に触れた。
((スルッ))
エース「！！」
『目、赤くなっちゃったね。』
エース「び、びっくりした…」
『あはは、ごめん驚かせて。』
エース「……」
『エース？』
エースはじっとこちらを見つめたまま、私の手をギュと握り
((チュッ))
私のおでこにキスをした。
『………へっ？』
エース「…許す……。」
エースはぷい、と顔を背けた。
後ろ姿でも、耳元が赤いのがわかる。
エース「…クルーウェル先生のとこ、戻るぞ。」
『あ……うん。』
エースは結局教室まで送ってくれたけど、会話はしなかった。
私も私で、状況が理解できてなかった。
クルーウェル「お、来たか…ってどうした。熱でもあるのか。」
『あ、いえ、大丈夫です。』
あれ、私、さっき
エースにキスされたよね…？？？
額だけど……
友達同士なら、ありうるのかな……
こっちの世界にはこういう文化もあるとか……
必死に考えては見たけど、顔の熱は引かないままだった。
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スズカ - 私の勘違いじゃなかったら、夢主のクラスにジャック・ハウル君居たとをも居ます‼、違ったらごめんなさい‼ (2022年12月27日 20時) (
レス) @page48 id: 4811d1ba82 (このIDを非表示/違反報告)
バカです(?) - エース君まじの推しなんで作者さんには感謝しかないですね☆ (2021年4月6日 23時) (レス) id: 1935e789d2 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - みかさん» いやわかる！！めっちゃいいですよね！！ありがとうございます、更新頑張ります！ (2020年9月25日 19時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - エース君のヤンデレとか最高です…！！更新楽しみにしています！！無理せず頑張ってください！！ (2020年9月25日 18時) (レス) id: 21359b11d9 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - イッヌの毛さん» ありがとうございますー！更新頑張ります！！ (2020年9月22日 10時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2020年8月14日 15時
