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しばらくすると、釘崎野薔薇ちゃんと伏黒恵君が戻って来た。



2人とも、無事に呪霊を討伐できたとの事だった。





虎杖「2人とも、ありがとな。」


釘崎「ふん、あんな奴私にかかれば楽勝よ。」


伏黒「お前らこそ、怪我は無いか。」


虎杖「ああ、平気だ。」






目の前で会話する3人を見て私はただポカンと口を開ける。




改めて実感してしまうのだ。


私、本当に漫画の中に来ちゃったんだなって。

見た目も声も、まんまそっくりだ。







伏黒「その子供、どうするんだ。」





伏黒恵君がちらりとこちらを見た。



そうだ、問題は私だ。


とりあえず高専に行ってみよう、とか考えていたけど
今やそれどころでは無い。



さっき追いかけてきた呪霊を見て思った。


私、次あんなのに出会った時に1人だったら確実に死ぬ。




私はもともと幽霊が見えちゃう系女子だったけど、
私の世界にいる幽霊とは全くの別物。




紛れもなくバケモノだ。




漫画で見るより数十倍怖い、無理無理。




この世界ではなるべく呪術師の傍に居たいな…。


どうしたら………いや待てよ、




今の私、5歳ぞ。5歳の美幼女ぞ。






虎杖「確かにな……。ええと、君、お家分かる?」




『わかんない……』




虎杖「じゃあ、パパとママは?」




『パパは……わたしがうまれるまえにしんじゃった。』




虎杖「っ、そうか、ごめんな、嫌な事聞いちゃったな。」




『ママは……きのうおばけにころされちゃった。』




虎杖「えっ、」

釘崎「は、」

伏黒「!」







5歳ってこんな感じで良いのだろうか。


まぁ大丈夫だよね多分。




なんかこの3人に媚び売るなんて申し訳ない気もするがごめんよ、私もこのまま死ぬ訳にはいかない。

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どこぞのオタク - うっっっっわ、なんだこの可愛い生物達は......うわぁぁ、可愛い...可愛いよぉ...(語彙力消滅)続き楽しみ... (2023年3月5日 0時) (レス) @page45 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
みかん - かわいすぎです とってもお話面白いです!更新頑張ってください (2022年12月13日 18時) (レス) @page45 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - やっっっべぇ……もう...かわよ...やっっっっっっべぇぇぇ…………(語彙力も吹き飛んだ) (2022年12月10日 22時) (レス) @page45 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月13日 21時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
巨人になりたい - 学校帰りの癒しだぁ (2022年6月14日 17時) (レス) @page45 id: ab8d186a2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2021年5月11日 22時

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