御守り ページ37
『ただいまー！』
五条「まー！」
2人仲良く手を繋いで、寮に帰った。
虎杖「あ！2人ともお帰り！」
伏黒「やっと来たな。」
釘崎「遅かったわね。」
みんなが出迎えてくれて、キッチンの方から良い匂いが漂っている。もう夕ご飯の支度は済んでいるらしい。
虎杖「よし、じゃあみんな揃ったし、飯食うか！」
『あ、ちょ、ちょっとまって…』
虎杖「？」
私はガサガサと持っていた袋を漁った。
『ゆうじおにいちゃん。』
虎杖「おう？」
『めぐみおにいちゃん。』
伏黒「！」
『のばらおねえちゃん。』
釘崎「これって……」
『えへへ、おみあげです。』
私が3人に手渡したのは、先程寄った神社で買った御守りだった。
御守りなんかなんの力にもなれないけど、危険な任務に行くみんなの安全祈願がしたかった。
まぁ、五条先生にオネダリして買ってもらったんだけど。
五条「ふふっ、Aってば、皆が怪我しませんようにーって必死にお願いしてたんだよ。」
『あっ、ごじょうせんせい！ないしょっていった！』
五条「えへ、ごめん喋っちゃった！」
テヘペロしながら謝るこの人は多分全くごめんとは思っていない。
虎杖「うっ……A……」
悠仁くんが涙目でこちらを見つめている。
『えっ、ゆうじおにいちゃん？』
伏黒「っ……」
釘崎「っはぁーー……」
恵くんは目頭を抑え、野薔薇ちゃんは天を仰いでため息を着いていた。
みんな、オーバーリアクションだね。
虎杖「っ、ありがとうなA！ずっと持ち歩くな！」
伏黒「大事にする…ありがと。」
釘崎「流石私のAね、センス最高よ！……大事にするわ。」
皆にワシャワシャと頭を撫でられる。
喜んでもらえてよかったな。
五条「あははっ、みんな良かったねぇ。」
御守りを大事そうに見つめる3人を見て、先生は笑っていた。
私は先生の服を引っ張る。
『これ、ごじょうせんせいのぶんだよ。』
五条「えっ……」
『ふふ、せんせいのめといっしょのみずいろ！どーぞ！』
五条「………う"っ」
『え、』
なんか食らった人いるけど大丈夫？
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どこぞのオタク - うっっっっわ、なんだこの可愛い生物達は......うわぁぁ、可愛い...可愛いよぉ...(語彙力消滅)続き楽しみ... (2023年3月5日 0時) (
レス) @page45 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
みかん - かわいすぎです とってもお話面白いです！更新頑張ってください (2022年12月13日 18時) (レス) @page45 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - やっっっべぇ……もう...かわよ...やっっっっっっべぇぇぇ…………(語彙力も吹き飛んだ) (2022年12月10日 22時) (レス) @page45 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月13日 21時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
巨人になりたい - 学校帰りの癒しだぁ (2022年6月14日 17時) (レス) @page45 id: ab8d186a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2021年5月11日 22時
