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真人「うわぁ、ちっちゃいな〜、可愛いな〜!」
真人は私の手をにぎにぎしながら楽しそうに笑っていた。
怖いです触らないでください。
真人「えいっ………___!!!」
ふにっと私のほっぺに人差し指をあてては目を輝かせた。
真人「ぷにぷにだぁ!!」
これ私どうするのが正解なんでしょう。
遊ばれてしかいないけど、今のところ怖い雰囲気はない。
……というか、私やっぱり呪霊が見えるんだな…。
元の世界でもちょくちょく幽霊は見た事あったけど……霊感とかなのかな。
真人「ね、Aちゃんは1人なの?パパやママは?」
『いない…。』
真人「へぇ、そうなんだ!」
いやこんなシリアスな返しに笑顔で頷くなよ。
人の心あるのかよ。
……そっか無いんだわコイツ呪霊だったわ。
真人「うーん…じゃあ連れて行ってもおっけーな感じだよね。」
そんなこんなツッコミを入れながら悶々と考えていると真人さんはやばい事を言い始めた。
なーんにもおっけーじゃないよね。
あれ、これ誘拐されるやつ…?
真人「夏油に自慢しちゃおーっと!」
やばいやばいやばい
早く何とかしなくちゃ
『まひとさん…』
真人「あ!名前呼んだー!うーん、でも真人さんはなんかヤだなぁ。」
『まひとくん…?』
真人「うん!それそれ!」
『A、まひとくんとあそびたいな。』
真人「ほんと!?俺も俺も!何して遊ぶー?」
思わずため息が出そうだった。
つくずく私、媚び売ることしか出来ないじゃん…。
しかし、相手にはそこそこ効果はあるようで、
ワクワクとした顔で私の前に屈む。
くそぅ……良い声と顔してやがるぜ…!!
『あっち!ふうせんがあるの!』
真人「あー、そう言えばなんか配ってたね。いいよ、取りに行こうか。」
真人は私に手を差し出した。
恐る恐る握ってみたが、握り潰されることはなくちょっと安心する。
『しゅっぱつしんこー!』
真人「おー!♡」
このまま五条先生を探すのはどうでしょうか。
私は大いにアリだと思います。
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どこぞのオタク - うっっっっわ、なんだこの可愛い生物達は......うわぁぁ、可愛い...可愛いよぉ...(語彙力消滅)続き楽しみ... (2023年3月5日 0時) (レス) @page45 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
みかん - かわいすぎです とってもお話面白いです!更新頑張ってください (2022年12月13日 18時) (レス) @page45 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - やっっっべぇ……もう...かわよ...やっっっっっっべぇぇぇ…………(語彙力も吹き飛んだ) (2022年12月10日 22時) (レス) @page45 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月13日 21時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
巨人になりたい - 学校帰りの癒しだぁ (2022年6月14日 17時) (レス) @page45 id: ab8d186a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2021年5月11日 22時