転生美幼女は媚へつらって生きる。【呪術廻戦】

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『………』


五条「ざっとこんなもんかなぁ。」





五条先生の腕には沢山の袋、袋、袋。

そして箱と箱と箱。



いやいや買いすぎじゃない？？

予想の6倍くらい上に行ったわ。





五条「あ、待って、あそこのショーウィンドウのやつも可愛い。絶対似合うよA。」


『も、もうだいじょぶだよ！おようふくいっぱいだよ！』


五条「えー、そう？」





どうしてこの状況で更に買い足そうとしてるのこの人…？

いくら幼女と言えどそんな待遇されちゃ流石に申し訳なさ感じるよ…





五条「にしてもこの荷物じゃAと手繋げないねぇ……よし、ちょっと預けに行こうか。」


『うん！』




私は五条先生の後に付いて歩いていく。


やがて窓口に到着して、五条先生は受付の人と手続きをしていた。

私は五条先生の足元に並ぶ。





((ヒラッ))




その時、前を横切ろうとした女性がハンカチを落とした。




『あっ、』



私は急いでそのハンカチを拾い、女性を追いかける。




『あの、これ！』



声が届いていないようだ。

駆け足で追いかけるも、この人混みの中では急ぎ足で歩く女性に追いつけない。




『あの！』




人混みの少ないところまで来て、

少し大きめに声を出すと女性は気づいて振り返った。




女性「あら、どうしたの？」


『これ、落としました！』


女性「あ、本当だ！ありがとうお嬢さん。」


『えへへ、いいえ！』




ぺこりと一礼して、女性は去って行った。


私もそれを見届け踵を返す。





『あれ…？どこをどうきたんだっけ？』





夢中で女性を追いかけていたせいで結構離れたところまで来てしまっていた。

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