転生美幼女は媚へつらって生きる。【呪術廻戦】

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宿儺「前回はお前が名乗る前に消えただろう。

………それが不愉快だっただけだ。」




それの為に、私を呼んだの？




『すくなさま…』




なんか……優しい気がするのは気の所為？




宿儺「ふん……誰がこんな小汚い小娘に会いたがるか。」




やっぱり気の所為だったわ。




イラッとする気持ちをぐっと抑える。




『ええ、Aはすくなさまにあいたかったですよ？』



宿儺「……嘘をつけ。伏黒だの小僧だのに随分と可愛がられて居たようだが？」




見てたんかい。

怖いってば。

どこに居てもバレるじゃん。チート過ぎない？




『おにーちゃんたちはたしかにやさしかったけど……。』



宿儺「………」





すると見るからに宿儺は眉間に皺を寄せた。

やばい、ご機嫌斜めにしちゃった？




『で、でもいまはすくなさまにあえたからもっともーっとうれしいよ！』




私は精一杯のキラキラした目で宿儺を見た。

お願い、殺さないでくれ。



そんな私の必死さとは裏腹に興味なさげにため息を着く。




宿儺「はぁ……くだらん。」




くだらんとか言わなくても……。

でもまぁ、痛いことされないだけましか。

なんだかんだ私の事抱っこしたままだしね。




『へへ……すくなさま。』


宿儺「………なんだ。」


『ぎゅう……』




あ、やばいな。

この幼児の身体してるせいでウトウトしてくる…。




宿儺「………また寝るのか。」


『ん………おやすみなさい、すくなさま…。』





最後に宿儺は何か言っていたような気がしたが


私の意識は途切れてしまった。

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