検索窓
今日:28 hit、昨日:11 hit、合計:296,294 hit

. ページ24

________________
___________
______

『めぐみおにーちゃん、もっかい、もっかいやってー!』




私は恵くんに術式を見せてもらっていた。

恵くんは"玉犬"と呟くと黒いわんちゃんが出てきた。


なにそれかっけぇ。

私なんで転生までしたのに術式も何もないのちくしょう。





『すごいすごーい!わんちゃんだ!もふもふだ〜!』


黒「ワンワン!」


伏黒「う"っ」






私がわんちゃんに抱き着くと恵くんは変な声を出した。

分かるよ、可愛いって正義だよね。






黒「ガウガウッ、クーン」


『きゃはは!くすぐったい!』


伏黒「すごいな、もう懐いてる。」






なんでわんちゃんってこんなに可愛いんだ?


あれ、でも確かこの子式神だよね…。

神……?え、子供の遊び相手とかに使って大丈夫??






伏黒「……ふふ。」





………恵くんが嬉しそうだからいっか。





『めぐみおにーちゃんのじゅちゅしき、すごいねー!』


伏黒「…そうか?」


『うん、すごいかっこいいねぇ!いいなぁ、Aもやりたいなぁ、でておいでわんわん!』


伏黒「ふははっ、惜しいな、指はこうだ。」


『こう?』


伏黒「そうそう。形が犬みたいだろ?」



『ほんとだ!すごい!わんわーん!』





まぁ当然、私は式神を操る能力は無いのでわんちゃんは出てこないが

代わりに恵くんの玉犬が返事をしてくれた。




黒「ワン!」


『あ!おへんじしたー!めぐみおにーちゃん、きいた?いまおへんじした!』


伏黒「ああ、したな。Aにも才能あるかもな。」


『へへっ、Aもめぐみおにーちゃんみたいにかっこよくなるの。』


伏黒「……スーッ」





恵くんは深呼吸しだした。






伏黒「守る…」






そして何かを呟いて私を抱きしめた。

一体なんの決意をしたのか。




((トプンッ))




すると玉犬は影の中に入っていった。

すごいね、そんな消え方できるのね。





『あっ、いっちゃった。』



伏黒「心配するな、また会いたくなったら出してやる。」



『ほんと!?へへ、うれしいなぁ。』






私はまた恵くんに抱き着いた。


抱き締め返してくれる手は、驚くほど優しい。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (626 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1759人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どこぞのオタク - うっっっっわ、なんだこの可愛い生物達は......うわぁぁ、可愛い...可愛いよぉ...(語彙力消滅)続き楽しみ... (2023年3月5日 0時) (レス) @page45 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
みかん - かわいすぎです とってもお話面白いです!更新頑張ってください (2022年12月13日 18時) (レス) @page45 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - やっっっべぇ……もう...かわよ...やっっっっっっべぇぇぇ…………(語彙力も吹き飛んだ) (2022年12月10日 22時) (レス) @page45 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月13日 21時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
巨人になりたい - 学校帰りの癒しだぁ (2022年6月14日 17時) (レス) @page45 id: ab8d186a2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2021年5月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。