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『めぐみおにーちゃん、もっかい、もっかいやってー!』
私は恵くんに術式を見せてもらっていた。
恵くんは"玉犬"と呟くと黒いわんちゃんが出てきた。
なにそれかっけぇ。
私なんで転生までしたのに術式も何もないのちくしょう。
『すごいすごーい!わんちゃんだ!もふもふだ〜!』
黒「ワンワン!」
伏黒「う"っ」
私がわんちゃんに抱き着くと恵くんは変な声を出した。
分かるよ、可愛いって正義だよね。
黒「ガウガウッ、クーン」
『きゃはは!くすぐったい!』
伏黒「すごいな、もう懐いてる。」
なんでわんちゃんってこんなに可愛いんだ?
あれ、でも確かこの子式神だよね…。
神……?え、子供の遊び相手とかに使って大丈夫??
伏黒「……ふふ。」
………恵くんが嬉しそうだからいっか。
『めぐみおにーちゃんのじゅちゅしき、すごいねー!』
伏黒「…そうか?」
『うん、すごいかっこいいねぇ!いいなぁ、Aもやりたいなぁ、でておいでわんわん!』
伏黒「ふははっ、惜しいな、指はこうだ。」
『こう?』
伏黒「そうそう。形が犬みたいだろ?」
『ほんとだ!すごい!わんわーん!』
まぁ当然、私は式神を操る能力は無いのでわんちゃんは出てこないが
代わりに恵くんの玉犬が返事をしてくれた。
黒「ワン!」
『あ!おへんじしたー!めぐみおにーちゃん、きいた?いまおへんじした!』
伏黒「ああ、したな。Aにも才能あるかもな。」
『へへっ、Aもめぐみおにーちゃんみたいにかっこよくなるの。』
伏黒「……スーッ」
恵くんは深呼吸しだした。
伏黒「守る…」
そして何かを呟いて私を抱きしめた。
一体なんの決意をしたのか。
((トプンッ))
すると玉犬は影の中に入っていった。
すごいね、そんな消え方できるのね。
『あっ、いっちゃった。』
伏黒「心配するな、また会いたくなったら出してやる。」
『ほんと!?へへ、うれしいなぁ。』
私はまた恵くんに抱き着いた。
抱き締め返してくれる手は、驚くほど優しい。
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どこぞのオタク - うっっっっわ、なんだこの可愛い生物達は......うわぁぁ、可愛い...可愛いよぉ...(語彙力消滅)続き楽しみ... (2023年3月5日 0時) (レス) @page45 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
みかん - かわいすぎです とってもお話面白いです!更新頑張ってください (2022年12月13日 18時) (レス) @page45 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - やっっっべぇ……もう...かわよ...やっっっっっっべぇぇぇ…………(語彙力も吹き飛んだ) (2022年12月10日 22時) (レス) @page45 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月13日 21時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
巨人になりたい - 学校帰りの癒しだぁ (2022年6月14日 17時) (レス) @page45 id: ab8d186a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2021年5月11日 22時