◎ ４４ ◎ ページ44
･
《 kenjiro side 》
･
｢あぁ ･･･ 後もう1個あるわ 。｣
凜 ｢なに？｣
｢Aのことや 。｣
凜 ｢ ･･･ (笑)｣
･
“ 待ってました ” かのように、
不気味に微笑んだ堀田 。
やっぱり ･･･ コイツが犯人か 。
･
｢なに笑っとんねん 。｣
凜 ｢面白いからだけど？｣
｢お前、今何考えてる？｣
凜 ｢私にとってはいいこと 。でも ･･･ ｣
･
――― 剛典くんと山下くんにとっては、
悪いことかもしれない 。
･
冷たくて、感情がない言葉は、
俺の体を震わせた 。
“ 悪いこと ” って、何を考えてるんや 。
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凜 ｢もうバレてると思うけど、
今までのことぜーんぶ、凛香がやったの 。｣
凜 ｢あ、別に、Aちゃんには
何もされてないよ？｣
凜 ｢ただ ･･･ 、
ちょっと遊んでみたかっただけ 。｣
･
悲しそうに下を向いて話すコイツは、
ほんまに何考えてるかわからん 。
“ 遊んでみたかった ” って、
コイツ ･･･ ほんまに腹立つ 。
･
｢お前、まじでぶっ殺すぞ 。｣
凜 ｢お好きにどうぞ 。｣
｢なんで ･･･ なんでAやねん！｣
凜 ｢んー、まだ言わない 。｣
･
遠くを見つめていう彼女は、
とても楽しそうに微笑んでいた 。
相変わらず、顔は可愛くて 。
そこも結構むかつく 。
･
凜 ｢あ、私からも１個 。｣
｢なんや ･･･ ｣
凜 ｢これから剛典くんに、
関わらないで欲しい 。｣
｢は？お前何ゆーてんの？｣
凜 ｢関わったら ･･･ ｣
･
――― Aちゃんが、危ないかも 。
･
真っ直ぐ見つめるその瞳には、
嘘になんて見えへんかった 。
コイツは ･･･ 、
ほんまに危ない奴やと思う 。
･
凜 ｢てことで、よろしくね 。｣
｢ ･･･ ｣
凜 ｢明日から楽しみにしてる 。｣
･
そう言うと、お城みたいな家に、
入っていった 。
表札にはちゃんと “ 堀田 ” って、
書いてあって 。
･
｢いったい何者なんや ･･･ ｣
･
俺は何もすることが
できひんかった 。
･
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3jsb-Yua∞kj8 - 堀田ちゃんある意味すごいな笑剛典と主人公の会話がめっちゃ面白いです！続きが気になります。 (2016年7月31日 11時) (
レス) id: 0b11269d1c (このIDを非表示/違反報告)
はる - 更新待ってます(´；ω；`) (2016年4月19日 23時) (携帯から) (レス) id: dbdfd40753 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 健ちゃん!!これからどうなるの!!!? (2016年3月29日 23時) (携帯から) (レス) id: dbdfd40753 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんどらごん＠土山 まゆー。(プロフ) - 健ちゃん優しすぎる(泣) (2016年3月29日 16時) (携帯から) (レス) id: a5a993b8c6 (このIDを非表示/違反報告)
白濱ちなり(プロフ) - まじ堀田最低。まじなんなの！！剛典もだけど、健ちゃんかわいそう(TT) (2016年3月29日 1時) (レス) id: c7613e2a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光 虹 '' x他1人 | 作成日時：2016年1月27日 7時
