彼女は秘密がある。【シャドウサイド】

肆話 ページ6

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「何で鬼瓦さんが妖怪ウォッチを······？」



「説明、後。先にあれ、止めて」


鬼瓦さんは黒いモヤを指差す。



私は少し迷ったが、鬼瓦さんに向き直り、


「····わかった。でも後でちゃんと説明してね」


そう言った。

「うん」



私はその言葉を聞くと、ジバニャンのアークを取り出す。


「妖怪ウォッチ、召喚！」


アークを差し込み、回すと妖怪ウォッチは〈シャドウ〉と喋る。


「私の友達、出てこいジバニャン！」


私がそういうと私の影からシャドウサイドのジバニャンが登場。


「シャァァァ！！」


ジバニャンは声を上げながらモヤに突進していく。



けどモヤはそれを避け、逆にジバニャンに攻撃をあたえた。


「ジバニャン！」


「クソ、なかなか手強いニャ」


その後も戦いは続いたけどジバニャンが押されぎみ。


すると、モヤは鬼瓦さんを視界にとらえ鬼瓦さんの方へ向かっていく。


「鬼瓦さん！」


「危ない！」





その間にもモヤは突進していき、もう間に合わない、というところで



「いい加減にしろ(ボソッ」

ピタッ









何故かモヤの動きが止まった。



「あれ、止まった？」


「よくわからないけどチャンスよ！ジバニャン！」


「おうよ！」


ドガッ


ジバニャンがモヤを殴るとモヤは光に包まれる。




そして現れたのが········



「イ、イタチ？」



イタチがいた。



さっきのモヤと変わり小さくそして何よりもかわいい。


「そう、イタチ」


私たちが固まっていると鬼瓦さんはそのイタチの尻尾を掴みもちあげる。


「「「「え！？」」」」



「説明、する。戻ろ」



鬼瓦さんはそういって歩いていったが、私たちはしばらくの間動けなかった。



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戦闘シーンってムズイ

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