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誰も寄り付かない空き家付近
多分ここだ
私は空き家に聞き耳を立てる
[こいつはいい金になるぜ]
[この島は美人揃いだからよお(ニタァ]
やっぱり………
確かにこの島の女性はみんな綺麗だった
それを狙ってこの島に来たのか…
[お願いします!!子供だけでも見逃してください!!]
攫われた1人が大きな声で言った
[うるせえ!!!!黙ってろ!!]
ゲシッ
[っ!!!]
『!!!』
やってることがあいつらと同じだ
『………やるか』
戦闘なんてしたことが無い……
でも……でも……
見殺しにする方がもっとできない
私だって一応死神だ…
幸い死ぬことは無い
大丈夫なんとかなる
そう決意し私は扉を開けた____
____一方その頃ロジャー海賊団では
「なに!?Aがいなくなった!?」
「ちょっと目を離したらいなくて……」
「考えられるのは人攫いじゃないか?」
レイリー放った言葉にみんなは青ざめていく
「Aを探せぇ!!!!」
「「「おうっ!!!!」」」
Aを全員血相変えて探すのだった____
シャンクスsaid…
「Aー!!!どこだー!!」
ここにもいねぇ………
俺が目を離しちまったから………
「っ………絶対見つけてやるからな」
初めて来た時からあいつは今にも消え去りそうだった
黒く長い髪にルビーより透き通っていて紅い瞳
肌は白く触れたら壊れそうだった……
時折どこか遠くを見ている様で
どっかいっちまうかと思ってた……
なによりあの島にいた…
政府も海賊もあまり近寄らない島……
昔はいい島だったのに数年で変わってしまった島……
そこで殺されそうになっているのを船長が助けたらしい
「くそっっ!!!」
どこだ……
あそこではお前は嫌われ者だったかもしれない
だが今は____
「俺達の仲間だからな……」
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作者名:風凛 | 作成日時:2018年9月16日 2時