『ONEPIECE』死神の子は何を想う＿＿＿＿ (ページ31)

今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:66,250 hit

29 ページ31

目が覚めると

さっきと違う所にいた

『ここは……………』

起き上がろうとすると

［ああ！だめですよ！まだ寝てなきゃ］

そう言われベッドに戻される

『ここは？』

［モビーディック号の医務室です！］

モビーディック……エドの船か

『ありがとう…私は大丈夫だからちょっと外に出させてくれる？』

［！！だめですよ！！大怪我だったんですからね！！］

というナースに私は怪我をしたお腹を見せる

そこには傷一つなかった

［！！！！］

『私の治癒力はすごくてね…寝たら倍増するんだ』

［わかりました……でもあんまり無茶はしないでくださいね？？］

『ふふっ善処するよ』

そういい私は外に出た

「！！………起きたのかい」

『あ……マルコ』

そうだあの時！！

『どうなった！！民間は！！無事か！？！？』

「おいおい！落ち着けよい！」

『っ……すまない……取り乱した……』

私はマルコの肩から手を離す

「お前のお陰で民間は全員無事…あの大砲野郎も倒したよい」

『そうか！！それはよかった………』

「よかねーだろい」

『え』

「お前死ぬかもしれなかったんだよい！？怖くなかったのかよい！！」

『あー…………』

あの時…怖くないといえば嘘になる

確かにあのまま大砲を食らっていたら私でも3日は目を覚まさなかっただろう

でも……

『マルコが…………マルコが応援を呼んでくれるって思ったから』

『頑張らないとって』

「っ…………でも来なかったらどうするつもりだったんだよい！」

『来てくれたでしょ？』

「それは……」

『あの青い炎は忘れないよ』

「っ………」

『ありがとう…マルコ』

そういいながら微笑む

「っ…///」

「俺の方こそ……………」

『ん？』

「悪かったよい」

『なにが？』

「何がってお前…」

『私はマルコになにかされた覚えないよ？』

「はぁ………まったく…」

笑いながら肩を落とすマルコはとても優しい顔をしていた