『ONEPIECE』死神の子は何を想う＿＿＿＿ (ページ26)

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ｺﾝｺﾝ

『入るよ』

ｶﾞﾁｬ

「Aか…」

『話ってのは？』

「お前のことでな………お前」

「死神の子供だろ」

『！！！』

なぜそれを！？私は1度もエドには話していないはず！！

『どうして……』

「俺は昔お前の父親と仲間でな…………産まれるお前のことを嬉しそうに話していた」

『そうだったんだ………』

だから昔エドはすんなり私を受け入れていたのか…

「それを踏まえてもう一度言う……」

「俺の娘にならねぇか」

『…………』

昨日とは違い真剣に私に言った

きっと冗談だと思われたくなかったんだと思う

『エド……私はね』

『昔は確かに自分のことが嫌いだった…………こんな化け物に愛をくれる人なんかいないし、存在していいなんて思っていなかった』

「………」

『でもロジャーが来てくれたの…私に愛をくれた……だから』

だから……

『私の船長はロジャーだけでいいの』

それは曲げられないこと……

『でも少しだけ居候として置いてもらえる？やらなきゃいけない事までもう少し時間がいるの』

………

「グララララ！！お前は強いなァ」

「少しじゃなくていい気が済むまでここにいろ」

『ふふっお言葉に甘える』

「……」

そんな話に聞き耳を立てている人がいるとは思っていなかったけど…