『ONEPIECE』死神の子は何を想う＿＿＿＿ (ページ19)

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時は流れ
Aが10歳になる少し前＿＿＿＿

『ええ！！ロジャー船長子供ができた！？』

「あぁ」

『それはめでたい！！やっぱり相手はルージュ？？』

「そうなるな」

幸せそうに笑う船長
子供が産まれると聞いて自分の事のように嬉しかった

『名前は？何にするの？？』

「それは………」

『？？』

「A」

『なに？船長』

「お前に頼みがある」
『なになに！！子供の名前？いいよ全然！』

その時の船長はやけに真剣で

これから起こることが分かってるかのようだった

「お！Aー！」

シャンクスだ、彼はもうすぐ16歳になる

『シャンクス…』

「どーしたんだ？やけに暗ぇ顔して？」

『………んーん！なんでも！雑用嫌だなあって！』

「そーだよなあそろそろ俺も雑用は嫌だな…」

そういいながらため息をつく

ロジャーは彼にはなにも言っていないようだった
だからこれは私の仕事…

『頑張らなきゃね(ﾎﾞｿ』

＿＿＿＿それからAが10歳になった頃

海賊王ゴール・D・ロジャーはロジャーは海軍に捕まったのだ

船は大パニックだった

「ロジャーが捕まった！？」

「島に降りたあの時か！！」

「くそっ！！！！」

皆助けにいくだの危ないだので混乱していた

『皆』

そんな中私は口を開いた

『ロジャーはきっと自分が捕まることを分かっていたんだと思う…』

「！？」

「だったらどうして！！自分から捕まりに行ったってのか！？」

『っ………』

しばらく沈黙が続いたあと

『きっと自分が逃げられないと分かっていたんだと思う……』

だからあの時柄にもなく

～
誰が買い出しにいくか喧嘩している時

「俺が買い出しにいってやろう」

普段降りないロジャーが

歯を見せて笑いながら言ったのだ

～
『だから………』

「「「……………」」」

「きっと俺達を解散させたのも理由の一つだろうな」

『うん………』

沈黙が流れる

『彼が処刑されるのはローグタウンだと思うの』

「ロジャーの生まれ故郷か」

『うん…だから』

『処刑される時に助け出す！！』

私が言ったことに皆は頷いてくれた

それから月日は流れ

ローグタウン＿＿＿＿

『ここがローグタウン…〈始まりの町〉』

私はシャンクスと行動していた

『皆大丈夫かな』

「きっと大丈夫さ」

『そうだね…………私達も頑張らなきゃ』

そう言い私はフードを深く被る

シャンクスも帽子を深く被った