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シャンクスside
俺は街の隅々まで探した
島の人に聞いたり
はぐれた場所から行きそうなところを隅々まで……
「すまねぇ！ここら辺でこれくらいの身長で長い黒髪瞳は紅い女の子を見なかったか？？？」
俺は女性に声をかけた
［！！！！］
そいつは驚いていた
「知ってるのか！！」
［先程助けていただいて！！あの子1人で海賊に！助けてあげてください！！！］
そいつも必死だった
「っ！！それは本当か！！」
あいつは戦ったこともほかの海賊を見たことも無い……
戦闘になると部屋の奥に連れていっていたから……
「どこにいる！！」
［こっちです！！］
俺はその女性に案内してもらった
待ってろ………次は俺が助けてやるからな…
［ここです！！！］
ﾊﾞﾝｯ!!
俺は扉を蹴破る
「A！！！」
そこには……
血塗れのAと
ぐちゃぐちゃになった海賊共がいた………
「A？」
俺は声をかけた
『あ………シャンクスさんこんな所でどうしたんですか？』
Aはいつも通りだった………
とりあえず俺は女性に礼を言い帰した
しばらく沈黙が続く………
『殺してないので安心してください』
先に口を開いたのはAだった
「っ…………そうか…」
『はい』
「とりあえず船に戻ろう、皆心配してる」
『はい』
俺はいつもと変わらないAがすこし怖かった…
だがそれよりもっと早く見つけていればという後悔の方がとても大きかった…
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作者名：風凛 | 作成日時：2018年9月16日 2時
