ONE PIECE☆生まれてきた意味を探す幼女は世界最強の能力者!第二章・失われた記憶と白ひげ海賊団！

蘇る記憶１　海軍本部とドフラミンゴのつながり ページ37

頭の中で「裏切り」・・という言葉が出てきた・・。

やっぱりそうだ・・人はみんな僕の力を知ると・・平気で裏切るんだ・・
もう・・・誰も信用できない・・・。

例え・・クザンさんや・・おじいちゃんでも・・・。

海軍は・・「嫌い」だ・・・。
閉じ込められてから数日・・
僕の身体には注射のあとと、痣が服以外にもいたるところにある
そして手足には海楼石で出来た鎖がついている。今日も実験が始まる・・

クザン「はぁ・・)・・今日「も」食べないつもりかい？」
「・・・」
クザン「少しでもいいから食べよう？体力がもたないよ？」
「・・なんのために？」
クザン「えっ？・・」
「僕は・・なんのために・・食べるの？」
クザン「なんのためにって・・・そりゃあ・・・生きるためだよ」

「・・生きて・・実験を続けるため？僕は・・もう・・笑うことをわすれちゃったし・・それに・・もう「人を信じれなく」なってしまった・・。いつも考えてるよ？僕は・・どうして生まれてきたのだろう？って・・僕は・・なんのために「この力」を持っているのだろう・・って・・僕は・・出来ることなら・・もう一度「空」が見たい・・」

思い出した・・・僕は・・・このときから・・

絶望に陥っていたんだ・・

ジンベイ「・・なぁ・・まだ、子どもなんだ今からこんなところに閉じ込めなくてもいいんじゃないのか？この子がかわいそうだ」

真顔でセンゴクさんに言うお魚さん・・

センゴク「いや・・今からじゃないとダメなんだ・・。これは政府にも命令されていることなんだ・・。それに雪奈は一度能力の暴走をしている。今は海楼石の手錠でなんとか抑えてはいるが・・またいつ暴走するかわからない」

ジンベイ「！？・・だが・・この子はもう・・光の無い目をしているぞ」
センゴク「・・・・」

ドフラミンゴ「フッフッ・・そんなに怖いならお前俺のファミリーにならないか？」
ドフラミンゴ「フッフッフッ雪奈か・・いい名前だ。どうだ？俺のファミリーにならないか？こんなところ飽きただろう？」

センゴク「ドフラミンゴ！何をいいだす！」
「・・・無理だよ・・僕はここからは出られない・・。もぅ・・帰ってください」

そう・・この人だ・・この人があの「部屋」から脱獄させてくれなかったら・・

今の僕は・・いなかったんだ・・・

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