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中間テストまであと2日。今日は土曜日なので月曜からテスト開始だ。
結局、私は烏野に行く勇気が出ず行くことを諦めた。いくら、飛雄ちゃん以外に引かれても良いとは言え、引かれるのは案外傷つくので勉強を教えるのは諦めることにした。
テスト前でも部活がある青城。今日もいつも通り1日練習だ。
及川｢休憩ー！｣
私は、順序よくスポーツドリンクを部員に渡す。
『お疲れー。』
及川｢ありがとー。｣
及川は私からもらったドリンクをグビグビ飲み始める。
松川｢A、今日も勉強頼むなー。｣
『はいはい。わかったよ。』
ここ１、２週間ほど学校の休み時間と部活終わりに勉強を教えていた。
実際、青城バレー部は成績は悪くない。
しいていえば、金田一と矢巾が勉強しないと少しまずい程度だ。2人とも勉強すればそれなりに取れるのだが…。
花巻｢明日、練習午前中だけだしAの家で勉強したーい。｣
私は、花巻を睨む。
『いままで、勉強会で堂々とえろ本を持ってきたバカを私は家に呼ぶつもりはありません。お帰りください。そのままトイレに流されてください。』
花巻は｢酷っ。｣といいながらケラケラ笑う。
『松川っ！花巻が変態だよ…。お母さん、将来がとても心配。』
松川｢花巻ー。俺にもみせてー。｣
こいつも同類か。
『もうやだ、この理性のないチンパンジーども。』
私は、頭を抱え込む。
すると頭を撫でられる。顔を見ると及川だ。
『及川…。今日だけ優しい。』
及川｢失礼だよ。俺、いつも優しいじゃん！｣
それは気のせいだと思うので聞き流す。
及川｢まあ、マッキーとか勉強会でそういう本を読むのは恒例じゃん。気にしなーい。気にしなーい。｣
頭をくしゃくしゃに撫でられる。
私は恒例にしたくないけど。恒例なのがおかしいよね？私がいるのに読み始める、あいつらどうかしてる。
及川｢結局、何だかんだ言いながら勉強会するんでしょ？今年もAの家？｣
明日は父親と母親はデートという名のデートをしているのでまぁ家は大丈夫だ。
両親がいようが別に来てもらっても構わないのだが、まあ、お互い気を使うので毎年両親がいない日に行っている。
『まぁ、毎年だし。いいよ。わかった。』
及川｢まっつん！マッキー！明日の午後からAの家OKだってー！｣
｢俺にも読ませてー！｣と言いながら及川は松川たちの方に走っていく。
こいつら…。
岩泉と私はお互い目を合わせてため息をついた。
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ドナルド(プロフ) - コメントありがとうございます！！最近、スランプ？？で更新全然してなかったんですが、そう言ってもらえて嬉しいです！これからも自分のペースで頑張ります！ (2018年6月17日 15時) (
レス) id: 86153f9903 (このIDを非表示/違反報告)
もあ(プロフ) - すごく面白いです！時々国見ちゃんとも絡ませてくれて俺得でした！更新頑張ってください！ (2018年6月15日 18時) (レス) id: bd9ecaaaab (このIDを非表示/違反報告)
ドナルド(プロフ) - コメントありがとうございます！！自分のペースで頑張ります！ (2018年4月7日 10時) (レス) id: 86153f9903 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーか(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年4月7日 6時) (レス) id: 828d9692c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2018年1月15日 15時
