2月14日 〜2〜 ページ26
続きです。
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A「恥ずかしいから、笑うのやめなさい。でも、笑った飛雄ちゃん可愛いです。ありがとうございます。」
影山『如月さん、さっきまで可愛かったのに辞めてください。』
そしたらまた真っ赤な顔をして照れているのか顔を両手で隠す。
落ち着いたのか両手を顔から外し、如月さんは自分の鞄をあさり始める。
そして、俺の目の前に袋に入っている箱をわたされる。
影山『…これは?』
A「…なんというかチョコレート。ただのチョコレート。」
影山『…本命ですか?』
A「なんで正直に聞くかなぁ!?そんなところも可愛いよ!!先輩からのプレゼント、黙って受け取りなさい!ごめんなさい!受け取ってください!」
俺は、チョコレートを受け取り鞄に入れる。
影山『ありがとうございます。嬉しいです。』
本当に嬉しいのだ。正直、いつもこれだけ自分のことを可愛がってくれる先輩から貰えたのだ。嬉しいに決まっているし、俺だけ貰えたのかと思うとすごく嬉しい。
A「特別だから…。飛雄ちゃん以外にこんなの渡してないんだからね…。」
上目遣い、少し頬の赤くなった顔で如月さんがそう言うものだから、俺まで顔が熱くなる。
すると、如月さんはハッとした表情で真っ赤な顔で話してくる。
A「ほ、ほらっ、先輩だから!後輩は特別というか!後輩の中でも一際、飛雄ちゃんが可愛いから!だから、特別!ごめん!自分で言ってて訳わかんないっ!」
確かに、訳が分からない。それがおかしくてまた、笑ってしまう。
影山『大切に食べます。』
A「先輩を大切にすることはいいことだよ!うん!うん!」
恥ずかしいのか先輩の動きがおかしい。
影山『もう、遅いんで送ります。』
A「え、でも…」
俺は、ようやく先輩より高くなった身長を身体を少しまげ、先輩の目線に俺の顔がくるように高さを合わせる。
影山『今日のお礼ってわけでもないですし、これで全部返せるって思ってないですけど。せめて、送らせて下さい。』
先輩は赤くなった顔で頷いた。
影山『お返し期待しといてください。』
A「10倍返しね。」
影山『はい。』
俺は笑いながら歩く速さをいつもより遅くした。
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バレンタインデーなので書きました!
影山は中学1年で夢主は中学3年ですね。
こういうの書きたかったので嬉しいです!
影山の口調おかしくなかったらいいなぁ…。
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ドナルド(プロフ) - コメントありがとうございます!!最近、スランプ??で更新全然してなかったんですが、そう言ってもらえて嬉しいです!これからも自分のペースで頑張ります! (2018年6月17日 15時) (レス) id: 86153f9903 (このIDを非表示/違反報告)
もあ(プロフ) - すごく面白いです!時々国見ちゃんとも絡ませてくれて俺得でした!更新頑張ってください! (2018年6月15日 18時) (レス) id: bd9ecaaaab (このIDを非表示/違反報告)
ドナルド(プロフ) - コメントありがとうございます!!自分のペースで頑張ります! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 86153f9903 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーか(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2018年4月7日 6時) (レス) id: 828d9692c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪だるま | 作成日時:2018年1月15日 15時