１７３話 山頂のホテル ページ5
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「だからA、椚ヶ丘学園の護衛とリゾート地の鬼の殲滅、よろしく頼むよ」
『御意。鬼殺隊空柱、友田A。命をかけてその任務、遂行して参ります』
───────────────────
『まさか、ここにも鬼がいるなんてね』
はぁ、とため息をつきながら次なる場所に足を運ぶ。
色んな人に話を聞いて回ったけど、有力な情報はまだ０。それらしき噂はあるみたいだけど、どうも鬼のことじゃない気がするんだよね。
何としてでも、日暮れまでには情報を掴まなければ。
夜もふければ鬼達が活動し始める。これ以上被害が増えないようにするためにも、私が頑張らなければ。
『あっ、すみませーん！ちょっとお話をうかがいたいんですけど』
「話？一体何の？」
『えっと、最近ここらで人が消えてると聞いたんですけど、それは本当なんですか？』
ちょうど通りかかったおじさんに声をかけると、「ああ」と１つ頷いた。
「そのことなら知ってるよ。最近多いんだよね、そういうの。神隠し的なやつなのか？」
『！ 知ってるんですか？』
「ああ、知ってる。当事者ってわけじゃないんだが、俺の知り合いの知り合いの弟が被害に合ったみたいでね」
もはや他人だな、と思いながらも、話を聞き逃すまいと耳を澄ませる。
「その知り合いに聞いたことなんだが、どうもそれは夜に起こるらしい」
『夜、ですか？』
「そうそう、その知り合いの知り合いの弟はその日、あの山頂のホテルに出掛けて、それっきり帰ってないらしいんだ」
『その弟さんは何故そこに出掛けたんですか？』
「その日は古い友人と飲む約束をしてたらしいんだ」
『じゃ、その友人さんは？』
「それがおかしいんだよ。ホテルに入ったってのは監視カメラで確認済みなんだが、その友人は弟のことを見てないらしいんだ」
『え……見てないんですか？』
「ああ、しかもその弟がホテルからは出てない。どの監視カメラにも映ってないんだ」
『そう、なんですか』
心優しいおじさんと別れ、滞在予定のホテルに足を向けながらさっきのことを整理する。
ホテルに入ったのに中にいる友人には会わず、それに加えホテルから出ていない。
ということは……。
『鬼がいるのは………山頂のホテル？』
明けましておめでとうございます！！→←１７２話 このリゾート地にも
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お醤油 - とっても面白いです！更新停止中ですがまた更新する予定はありませんか？続きがとっても気になります！ (7月18日 22時) (
レス) @page40 id: b53313ac14 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月25日 15時) (レス) @page40 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 由希さん» うわあ！ 嬉しいです(* ´ ▽ ` *) この作品を見て暗殺教室を好きになってくれる人がいることに喜びを感じています！ (2022年5月5日 15時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
由希 - 面白いです！この作品を見て、暗殺教室が好きになりました！ (2022年5月5日 15時) (レス) @page39 id: 2f26b28cc8 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - やよいさん» 中山くん(笑) 覚えててくれて嬉しいです。きっと彼も喜んでくれてるでしょう……。更新は遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年4月18日 21時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年12月30日 23時
