２０４話 それでいいのか ページ37
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『……？』
「おーい？ 友田さーん？」
『……？？』
「え、これ起きてるよね？ 目開けたまま寝てるとかじゃないよね？」
「寝てないと思うけど……」
「微動だにしないな」
どうもこんにちは、友田です。
これはどういう状況なのでしょうか？？
昨日、蝶屋敷を訪れた私は、晴を取り戻した後にしのぶちゃんから
──「明日の柱稽古は椚ヶ丘中学の裏山で」
と、伝えられた。
いやさぁ……その時から嫌な予感はしてたんだよ。分かってた、任務先で柱稽古とか普通じゃないって。
でもさ……
『皆がいるとか聞いてない！！』
「あ、息吹き返した」
「いやカルマ、そもそも死んでねぇから」
隊服に着替えてからE組校舎に行けば、何故かクラスメイトが集まっていた。しかも全員、なんでこんな時だけ結託するの。
夏休みだしいないだろう、と思っていた昨日の私を殴りたい。
「手加減できないけど……大丈夫？」
『冗談だよ、赤羽君！ その拳下ろして！！』
「嫌だな〜、冗談冗談。流石の俺でも女子は殴らないって」
あはは、と両手を上げながら、朗らかに笑う赤羽君。君が言うと冗談に聞こえない。
はぁ、と重々しくため息をつくと、ニュルフフフと不気味な鳴き声をあげながらタコせんせーが現れた。
『……今回の件、図ったのはタコせんせーですか』
「せめて疑問符をつけましょうよ！
……まぁ、あながち間違いではありませんが、提案をなさったのは、産屋敷さんですよ」
『お館様の命ならば仕方ないですね！ 張り切って参りましょう！！』
「凄い手のひら返し」
「こいつ本当に友田か？」
「二重人格？」
『そこ、聞こえてますよ』
じと〜、とした目を前原君と菅谷君に向ける。
ビクッと肩を鳴らした２人は、ぎこちない動作で私を見ると「アハハ……」と苦笑いを見せた。
まぁ、そう思うのも仕方ないけど。というか私でもその説は疑ってる。
クラスメイト一人一人に目をやった後、遠目からこっちを見ている烏間先生の元へ向かった。
『烏間先生！ 今回はどうもすみません。きっと無理を言ってしまい──』
「いや、上も結構乗り気だったぞ」
『ウソだろ……？』
それでいいのか政府よ。こちとら元々政府非公認だったんですが。
『ま、使えるものは使っときましょう』
「……くれぐれも、校舎等の破壊はしないでくれ」
『善処します』
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お醤油 - とっても面白いです！更新停止中ですがまた更新する予定はありませんか？続きがとっても気になります！ (7月18日 22時) (
レス) @page40 id: b53313ac14 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月25日 15時) (レス) @page40 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 由希さん» うわあ！ 嬉しいです(* ´ ▽ ` *) この作品を見て暗殺教室を好きになってくれる人がいることに喜びを感じています！ (2022年5月5日 15時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
由希 - 面白いです！この作品を見て、暗殺教室が好きになりました！ (2022年5月5日 15時) (レス) @page39 id: 2f26b28cc8 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - やよいさん» 中山くん(笑) 覚えててくれて嬉しいです。きっと彼も喜んでくれてるでしょう……。更新は遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年4月18日 21時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年12月30日 23時
