１８９話 ご対面 ページ22
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Noside
「…………すげぇ……」
菅谷の呟きが、やけに大きく聞こえた。
今回の件、主犯は鷹岡だった。
以前渚にやられた事を根に持っていたらしく、他の生徒を使ってやり返そうと思っていたらしい。
………が、結局今回も鷹岡は敗北。
猫だましをくらい、脇から電流を流された鷹岡は渚の前に膝をつけていた。
ハァハァ、と肩で息をする渚に寺坂が指示を出す。
「……とどめ刺せ、渚。首あたりにたっぷり流しゃ気絶する」
寺坂の指示通り、右手に持っていたスタンガンの先を鷹岡の首元へやり、クイッと上を向かせた。
渚はにっこり、良い笑みを鷹岡へ向けると、
「鷹岡先生、ありがとうございました」
たっぷりと、首へ電気を流した。
派手な音を立て、顔から崩れ落ちた鷹岡。
その様子に安堵した生徒達は、歓声を上げながら渚の元へ駆け出したが───。
「待てっ！！」
鋭い烏間の声に、皆は反射的に足を止めた。
「ど、どうしたんですか、烏間先生……？」
「そうっすよ、そんな険しい顔して……。渚は勝ったんですよ？」
「ああ、分かっている……。だが鷹岡を見てみろ。何か様子がおかしい」
「「え……？」」
烏間に言われ、彼等はようやく鷹岡の様子がおかしい事に気がついた。
「ははっ………あっははは………！！」
電気を流され気絶した鷹岡が、狂気染みた笑い声を上げながら、ゆっくり、ゆっくりと体を起こしたのだ。
それを見た生徒達は、誰からともなく後ずさりを始めた。
鷹岡の側にいた渚も例外ではなく、鷹岡のリアクションに足を震わせながら後ずさった。
……が。
───ドンッ。
「………えっ？」
ここはヘリポート。ぶつかるような場所は何一つとして無かったはず。
それに、耳にかかる吐息。
ここに居たのは渚と鷹岡、２人だけのはずで……。
「な、渚ぁ！！」
「な……何だよアレ……！！」
「渚！後ろ！」
クラスメイト達の様子に、背後にいるのが普通じゃないのは理解できた。
バクバクと鳴り続ける心臓を服の上から押さえつけ、錆び付いたロボットのような動作で後ろを振り向く。
「………」
「………」
「うっ、うわぁぁぁああ！！」
後ろに居る奴と目があった瞬間、渚は大絶叫を上げた。
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お醤油 - とっても面白いです！更新停止中ですがまた更新する予定はありませんか？続きがとっても気になります！ (7月18日 22時) (
レス) @page40 id: b53313ac14 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月25日 15時) (レス) @page40 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 由希さん» うわあ！ 嬉しいです(* ´ ▽ ` *) この作品を見て暗殺教室を好きになってくれる人がいることに喜びを感じています！ (2022年5月5日 15時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
由希 - 面白いです！この作品を見て、暗殺教室が好きになりました！ (2022年5月5日 15時) (レス) @page39 id: 2f26b28cc8 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - やよいさん» 中山くん(笑) 覚えててくれて嬉しいです。きっと彼も喜んでくれてるでしょう……。更新は遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年4月18日 21時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年12月30日 23時
