１８０話 作戦開始 ページ13
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「……」
「高けぇ……」
マジで高けぇな。
私達がいるのは、山頂ホテルがある場所の下。つまりは崖を見上げているということ。
律さんの調べによれば、この崖を登ったところに警備が配置されていない通行口があるらしい。
これを登れと？ほぉー……。
「敵の意のままになりたくないなら手段はひとつ。
患者１０人と看病に残した２人を除き、動ける生徒全員でここから侵入し、最上階を奇襲して治療薬を奪い取る！！」
「「……！！」」
マジ？かなりの強行突破だな。
「……危険すぎる。この手慣れた脅迫の手口、敵は明らかにプロの者だぞ」
「えぇ、しかも私は君達の安全を守れない。大人しく私を渡した方が得策かもしれません
どうしますか？
全ては君達と……指揮官の烏間先生次第です」
タコせんせーが言うことに、困惑の声が上がる。
「……それは…ちょっと……難しいだろ」
「そーよ、無理に決まってるわ！！第一この崖よこの崖！ホテルに着く前に転落死よ！！」
『イリーナ先生が地面とキッスする前に、私が助けます』
「あらありがとう……って！そーゆー事じゃなくて！！」
烏間先生は少し悩んだ後、カエデ達に持たせようと口を開いたが……。
崖の下に、私を除いた生徒達はいなかった。
「いやまぁ……崖だけなら楽勝だけどさ」
「いつもの訓練に比べたらね」
「ねー♪」
逞しいなオイ。あれ、今の中学生ってこんな楽々と崖登れるっけ？あれれ？？？
隣にいるイリーナ先生も烏間先生も、その様子に驚愕の表現を隠せていなかった。
子供って、成長するのが速いんだねぇ。(おばあちゃん目線)
「でも、未知のホテルで未知の敵と戦う訓練はしてないから、烏間先生、難しいけとしっかり指揮を頼みますよ」
「おお、ふざけたマネした奴等に……キッチリ落とし前つけてやる」
「見ての通り、彼等は只の生徒ではない。貴方の元には１５人の特殊部隊がいるんですよ。
さぁ、時間は亡いですよ？」
ついでに鬼殺隊もいまーす。
烏間先生は少し考えてから、キッと真剣な表情を作る。
「注目！！目標、山頂ホテル最上階！！
隠密潜入から奇襲への連続ミッション！！ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う！！
いつもと違うのは標的のみ！！
３分でマップを叩き込め！！
１９時５０分、作戦開始！！」
「「おう！！」」
やっべ、ハンドサインとか分からん。
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お醤油 - とっても面白いです！更新停止中ですがまた更新する予定はありませんか？続きがとっても気になります！ (7月18日 22時) (
レス) @page40 id: b53313ac14 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろかったです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月25日 15時) (レス) @page40 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 由希さん» うわあ！ 嬉しいです(* ´ ▽ ` *) この作品を見て暗殺教室を好きになってくれる人がいることに喜びを感じています！ (2022年5月5日 15時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
由希 - 面白いです！この作品を見て、暗殺教室が好きになりました！ (2022年5月5日 15時) (レス) @page39 id: 2f26b28cc8 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - やよいさん» 中山くん(笑) 覚えててくれて嬉しいです。きっと彼も喜んでくれてるでしょう……。更新は遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年4月18日 21時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年12月30日 23時
