９３話 優秀すぎるよ！ ページ5
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『結局、何の異変も無かったなぁ』
夜が明け、眩しい朝日を眺めながらポツリと溢す。
いや、平和なのは全然有り難いし、そっちの方が望んでることなんだけどね。さっさと元凶の鬼を始末しといた方が、後のことを考えても楽かな〜って思っただけだよ？
何も悪いことをしてないのに必死に弁解してるみたい。しかも１人で。
これにぶりっ子付け加えたら、マジで精神科をオススメされそう。
何はともあれ、１度集合しようかな。私は収穫０だけど、優秀な後輩達が情報を手に入れてる可能性がある。
そう思い、昨晩決めた集合場所へ向かうと既に３人は集まっていた。
『ごめん！遅くなった』
「俺等も今来たばっかりなので大丈夫ですよ」
「それよりも情報が少しですが手に入ったので聞いてもらえますか？」
『え、本当？凄い！』
え、これホントに後輩？実は先輩だったりしないかな。
先輩である私より先輩してるよ、この子等。昨日から思ってたんだけど佐藤の対応の仕方よ。神かよ。
「あの......友田さん？」
『ん？ あっ、ごめん！ボーッとしてたね』
「いえいえ！柱ですものね。疲れてるんですよ、きっと」
「大丈夫ですか？少し休みます？」
『いや、大丈夫だよ。ありがとね！』
待って、柱としての自信を失いかけた。後輩に心配をかけるなんて......、実弥さん達にバレたら馬鹿にされそう。
心配そうに私を見ていた佐藤達だが、私が大丈夫と伝えるよ安心したように微笑んでいた。
守りたいこの笑顔。
天使だ、ここに本物の天使がいる。潮田君並みに天使だぞこの子達。中身も見た目も！！
「俺から良いですか？」
『どうぞ』
「ありがとうございます。では話しますね。
俺は被害者について聞き込みをしていたんですけど、ある程度のことを聞いて、その被害者達には１つ共通点があることに気が付いたんです」
『「共通点？」』
「あ、それなら僕も気付いたよ！」
「やっぱり、あれだよね」
「うん、あれだったよ」
そう言いながらコソコソと話し出す中山と長谷川。それをただ見つめている佐藤と私。
ヤベェ。佐藤はともかく、私全然役に立ってなくね？？？
今回の任務ってこの３人でいけたんじゃない？私いる価値あるかな？？
「お前全然役に立ってないな」
『傷口に塩を塗り込んでくるなよ、晴』
マジでデリカシーないなお前。
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小桜(プロフ) - 黒姫の夢さん» 心優しいコメントありがとうございます！本当に励みになります。黒姫の夢さんも書いてらっしゃるんですね。応援してます(^-^) (2021年11月19日 22時) (
レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫の夢 - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も暗殺教室の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね？ (2021年11月19日 22時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます。更新楽しみにしてくれているのに、全然できなくてすみません……。来週テストが終わるので、その時は沢山更新します！ (2021年11月12日 19時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 更新楽しみにしています！テスト頑張ってください (2021年11月12日 19時) (レス) id: 31f3b0e2bf (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - カンナさん» コメントありがとうございます。もうすぐテスト期間に入りますので遅くなるかもしれませんが、精一杯頑張って更新します！ (2021年10月30日 12時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年10月8日 22時
