５話 茅野ちゃん ページ8
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Aside
あの後、タコせんせーが質問ある人はいますか？と聞いたが、誰１人として手は挙げなかった。
うん、正常な人達だ。普通、こんなぶりっ子が来たら誰だってあんな反応しますもん。
私なら絶対に関わらないと思う。
だからこそ、貴方を尊敬するよ。
────茅野さん。
「ねぇ！好きな食べ物は何！？」
『え、えーっとぉ.....』
な ぜ こ う な っ た ？
時を戻そう！
あれは確か、つい数分前のこと。
自己紹介も無事(だと思いたい)終え、タコせんせーに指定された赤髪のイケメンくんの隣の席に着いた。
イケメンくんに『よろしくねぇ？』と言えば、「あぁ...うん」と素っ気なく返されてしまった。
１時間目が始まるまでの間、暇になったなーと思っていたら、緑色の髪をした可愛い子が席に近づいてきた。
「友田さん！一緒にお話ししない？」
『い、いいよぉ！』
まさかクラスメイトの方から寄ってくると思いもしなかった私は、一瞬キョドってしまったが直ぐ様建て直した。
「良かった！私、茅野カエデ。好きなように呼んでね！よろしく！」
『よろしくねぇ、カエデちゃんっ！私のこともぉ好きに呼んでいぃよぉ？』
そして最初の会話に戻るというわけだ。
よし、君のことはこれから勇者とでも呼ぼうかね。もちろん、心の中だけで。
『好きな食べ物はぁ、和菓子かなぁ？』
昔からの好物である和菓子と答える。和菓子はマジで神ってる。私は特に苺大福とかが好き。
「和菓子かぁ〜。美味しいもんね！」
『カエデちゃんはぁ、何がぁ好きなのぉ？』
私が問うと、よくぞ聞いてくれましたっ！と言わんばかりの顔になった。
「私はプリンが大好き！甘いものは何でも好きだけど、プリンが１番！！」
それだけで伝わってくるプリン愛。勇者カエデはかなりのプリン好きらしい。
「そうだ！今度一緒にプリン食べに行かない？近くに新しく良いお店ができたんだ！」
『どぉしようかなぁ？』
片手を顎に沿え、考えるポーズをとる。
護衛に来たから放課後は中学校付近に残らないとならない。放課後は非番の日以外は無理だけど、休日ならなんとか行けるかな。
『放課後は無理ぃだけどぉ、休みの日とかならぁ大丈夫だよっ！』
「ホントっ！？じゃ、今度一緒に行こうね！」
『うんっ！』
プリンを食べに行く約束を取り付けた後、勇者カエデは友達に呼ばれて行ってしまった。
ふむ、面白い子が居たものだ。
それに彼女、何かを隠してるみたいだしね。
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小桜(プロフ) - 実力派エリートさん» うわぁぁ！ 本当ですね、間違ってました！ 私も英語が苦手なことがバレてしまった……。こんな初歩的なのに。教えていただきありがとうございます。訂正してきます！ (2022年8月21日 10時) (
レス) @page14 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
実力派エリート - コメント失礼します。 I'm tired. の訳は私は疲れています。ではないでしょうか。違ったらすいません。 (2022年8月21日 10時) (レス) @page14 id: 4673827fe0 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - nanako1201さん» ご指摘感謝いたします！ 訂正しました！ (2022年7月25日 17時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
nanako1201(プロフ) - 鬼にならんことをだと鬼になりますようにって意味になっちゃいますよ！ (2022年7月23日 18時) (レス) @page16 id: ced68c71ce (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 如月蛍さん» コメントありがとうございます！ご指摘感謝致します。全部直してきました！また誤字脱字がありましたら教えて頂けると有難いです......！(ﾎﾞｿｯ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年6月28日 22時
