２７話 人生初の覗き☆ ページ30
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「友田さーん」
『？』
この後も鬼狩りの仕事がある為、お風呂には入らずに旅館をブラブラと歩き回っていると、クラスメートの女の子２人組に話しかけられた。ヤバい、名前分かんない。
えーっと、おかっぱちゃんと金髪ちゃんでいいかな？？
『なぁんですかぁ？』
「ねえねえ。今から覗きに行くんだけど、友田さんも一緒に行かない？」
『のぞ......！？』
思わぬ単語にポカーンと間抜けな表情を晒してしまう。覗き...のぞき...ﾉｿﾞｷ？？？
『覗きぃ！？』
「ぷっは！友田さん驚きすぎ！」
ギャハハ！と笑う金髪ちゃん。可愛くね？？？
『覗くって、誰のことをぉ？』
「あれだよ、あーれ」
おかっぱちゃんの指差す方向にある物を見つけ、２人の覗きの主旨を見抜く。はは〜ん、なるほどね。
男湯と書かれた部屋を、３人でじっと見つめる。
「中村さん達、何してんの？」
「しっ！！」
私達が覗きをしている所に現れたのは、天使ちゃんと杉野君と......坊主君だった。ごめん、坊主君。君の名前分かんないや☆
「決まってんでしょ、覗きよ」
「覗きィ？それ
決まってないし、仕事でもないよ。
「
お、天使ちゃんと意見があった！
『アレを見てもそう言えるのかなぁ？』
私はのれんに手をかけて、パッと捲る。そこに掛けられていたのは、タコせんせーの洋服。
「あの服が掛けてあって、服の主は風呂場にいる。言いたいこと分かるよね？
今なら見れるわ。殺せんせーの服の中身」
正直なところ、私もめっちゃ気になる。
「首から下は触手だけか。胴体あんのか。暗殺的にも知っておいて損はないわ」
「......この世にこんなに色気ない覗きがあったとは」
『え、色気ないのぉ？』
「ないよ！！」
天使ちゃんに突っ込まれた。
金髪ちゃんがそろりと戸を開ける。中にいたタコせんせーは......
「「女子か！！」」
シャンプーハットに泡風呂。完璧な女子。
「なんで泡風呂入ってんだよ」
「入浴剤禁止じゃなかったっけ」
『確かぁそぉだったよ？』
「これ先生の粘液です。泡立ちの良い上に、ミクロの汚れも浮かせて落とすんです」
「「ホント便利な体だな！」」
テレビのCMか何か？？宣伝にしか見えない。
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小桜(プロフ) - 実力派エリートさん» うわぁぁ！ 本当ですね、間違ってました！ 私も英語が苦手なことがバレてしまった……。こんな初歩的なのに。教えていただきありがとうございます。訂正してきます！ (2022年8月21日 10時) (
レス) @page14 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
実力派エリート - コメント失礼します。 I'm tired. の訳は私は疲れています。ではないでしょうか。違ったらすいません。 (2022年8月21日 10時) (レス) @page14 id: 4673827fe0 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - nanako1201さん» ご指摘感謝いたします！ 訂正しました！ (2022年7月25日 17時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
nanako1201(プロフ) - 鬼にならんことをだと鬼になりますようにって意味になっちゃいますよ！ (2022年7月23日 18時) (レス) @page16 id: ced68c71ce (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 如月蛍さん» コメントありがとうございます！ご指摘感謝致します。全部直してきました！また誤字脱字がありましたら教えて頂けると有難いです......！(ﾎﾞｿｯ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小桜 | 作成日時：2021年6月28日 22時
