キンプリちゃんの不調 (ページ47)

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紫耀side

とりあえず廉のことは岸くん一人にお願いして、俺は神と一緒に部屋で籠ってる海人の元へ

ｺﾝｺﾝ「海人〜？入ってもいい？」

海人「、、、いいよ」

すごく嫌そうに返事してきたけど、ここは遠慮なく入ります。笑

「海人、なんかあった？廉と」

海人「おれわるくないもん」

神「海人のこと怒りにきたんじゃないの。廉と何があったのか教えてくれる？」

海人「、、、いっつもそう言って怒るじゃん。もうあっちいって」

「じゃあ海人は怒られることした自覚があるってこと？」

海人の態度に少し腹が立った俺は冷たく言葉を放った

海人「俺は悪くないって言ってるじゃん！」

「誰も海人が悪いなんて言ってないでしょ？何があったのか教えてって言ってるの」

海人「んっ泣、、、ﾋｯｸ、ﾋｯｸ」

海人の目にずっと溜まってた涙がとうとう溢れ出した

「泣いてても分かんない。」

海人「ﾋｯｸ、ｸﾞｽｯもうっ泣、あっちいってよ…泣、ﾋｯｸ」

「ううん、行かないよ。海人が教えてくれるまでずっといる」

海人「ｸﾞｽｯ、ふぇっ泣、うわ〜〜ん泣、わ〜〜ん泣！…」

しばらくの間ひたすらに泣き続けた海人

いつもなら抱きしめてあげるけど、今日だけは訳が違う

少し離れたところから泣き止むのを待った