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警察へ敵を引き渡した後、
切島くんはすぐ別の事務所へと戻ってしまった。
何でも、雄英の時のインターン活動でお世話になった事務所があるらしく、そこへ行くんだと。
「あらら、爆豪くんの唯一のお友達が帰っちゃったね」
「あぁ"？喧嘩売ってんのかてめェ」
「いひゃい…！！！」
思いっきり両頬を抓られ、必死に抵抗した。
鼻で笑われたのは気に食わないが、
案外すぐに離してくれた爆豪くん。
ヒリヒリと痛む場所を手で覆い、帰る足を再度進めた。
私の隣を黙って歩く爆豪くんにまた話しかける。
「さっきのは冗談だよ、私も一応は友達でしょ？」
「…んでてめェが俺の友達なんだよ、ふざけんな」
「ひどいな〜……
少なくとも私はそう思ってたんだけど、」
私がそう口にした瞬間
爆豪くんは突然、私の前に立った。
どうしたのかと顔を上げると、燃えるように赤い瞳と目が合う。
逸らしたいのに、逸らせない。
「俺はてめェの友達になるつもりはねぇ」
そう一言残して、また先を歩いて行ってしまった。
そんなに、私のことが嫌いなのか。
どうしていつも分かり合えないんだろう。
私は仲良くなりたいのに、
爆豪くんには伝わらない。
先生に片思いをしていた時とはまた違う苦しみが
私を蝕んでいくような感覚がした。
「………しんどいなぁ、」
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ユキヒメ - すごく面白いです！最後まで書いてくださってありがとうございます！あと！最後の英文読めない！ (2021年7月21日 20時) (
レス) id: 797b99f061 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - 水無月さん» お褒めの言葉、大変恐縮です(;_;)こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました…！また是非読んでやってください！；；； (2018年9月30日 10時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 作者様お疲れ様でした！描写がすごく丁寧で大好きな作品です！また読みに来ます〜！幸せな時間をありがとうございました！！ (2018年9月30日 1時) (レス) id: 7cfb39076a (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - 鱈子。さん» 早速読んでくださったんですね…！ありがとうございます(;_;)気に入っていただけたようで私も嬉しいです、頑張ります！ (2018年9月25日 0時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
鱈子。(プロフ) - りめろんさん» 早速読んできました、もう最高です( ; _ ; )これからも更新楽しみに愛読させていただきます！頑張ってください( ; _ ; )！ (2018年9月24日 23時) (レス) id: 598ba70e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年8月21日 18時
