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「……吊し上げに撒菱なんて、随分と手の凝ったことするじゃない。ふぅん。」
「さっきからやけに当たりが強いねぇ。イレイザーと何かあったのかい？」
「……別に………褒めてるつもりだけど。」
そんな風には見えないよ、と治与ちゃんにまた笑われる。
けれど本当にちゃんと称賛の目で見ているつもりでいた。私情を持ち込むのはいけない事かもしれないが、やっぱり気に食わない。
抹消_____彼の個性はとても厄介だ。
消されてしまえば何も出来ない。発動系の2人なら尚更、苦戦するだろう。
捕縛布で百ちゃんの腕を捕らえたが、すぐに創造の個性によって凌がれていた。
消していなかったことに少々驚くが、彼も彼なりに何か考えているようにも思える。
再び焦凍くんの元へ逆戻りしていく様子の百ちゃんが映し出された。
彼女の表情や行動から、何となく察する。
本当にこれが正しいのか、間違っていないのか。不安な気持ちが積み重なって、自分に自信が無くなってる。
これでクリア出来たとしても、いい評価を貰えるはずがない。
「………憶來先生、顔が怖いわ」
「…っ、え、あ……ごめんね、何だか心配で……」
「きっと大丈夫よ、この2人なら」
「………うん、」
梅雨ちゃんが、私の顔を覗きこむようにして話しかけてきた。
安心させようとしてくれているのか、私の手を取り、ケロッと鳴いて微笑む梅雨ちゃん。
その笑顔につられ、私も目を細めた。
そんな短い時間の中で、この生徒2人は、私の予想をはるかに上回った行動に出た。
モニタールームにいる皆が釘付けになっている方を見れば、激しい光と共に目を擦る消太の姿が。
それは、彼の手に渡っていた主導権が移り変わる瞬間だった。
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りめろん(プロフ) - Soleilさん» そこまで楽しんでいただけるとは…！嬉しい限りです…！ありがとうございます！(;_;) (2018年10月18日 8時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
Soleil(プロフ) - もうお話が好きすぎて、いつも更新楽しみにしてます！楽しみすぎて、数件通知の更新が来たら、1番最後にこの小説を見るようにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年10月18日 7時) (レス) id: bc0cb92646 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - ユウさん» わわ！ありがとうございます…！！そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2018年9月29日 22時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - はじめまして！いつも楽しく拝見させていただかせています！自分も相澤先生推しでこの小説大好きです！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年9月29日 21時) (レス) id: 74ed180ca2 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - 水波さん» ありがとうございます！これからもぜひ読んでくださると嬉しいです(´ｰ｀) (2018年9月25日 18時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年9月24日 19時
