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それから暫くの間、パソコンの画面を真剣に眺める消太だったが、盛大な溜息を吐いてソファーの背もたれに寄りかかった。
さっきから何をそんなに手こずっているのか。
「………何、期末テストの問題？」
「いや、実技試験の方」
彼が言うには、去年まで使用してきた仮想敵ロボットでの試験ではなく、対人戦闘等を予想し実戦に近い形式で行うことになったらしい。
ヒーローとして社会に出た時のことを考えれば、いい選択だと思う。
しかしまた、教師側を
「……それで、それぞれ担当する教師と、生徒のペア決めに迷ってるわけね」
「駆使できる能力、性格、生徒同士の人間関係。それをどう考慮して組ませるか、だ。
……互いの個性をどう生かしていくかは、あいつら次第だけどな」
「難しそうね、……私今思ったんだけど、出久くんと勝己くんはあえて組ませた方が良い気がする。仲悪いし」
「あぁ、俺もそう思う。ここはくっつけるか」
「それから………」
.......
気付いたら私まで消太の仕事にのめり込んでいたようで、最後に時計を見てから2時間も経っていた。
その甲斐があって、彼も仕事を片付けられたみたい。次の会議で出すそうだ。
休憩がてら、机に置いてある紅茶を口にしたが、既に冷めきっていてあまり美味しくなかった。
「あ〜……何か悪い、手伝わせて」
「そんな大したことしてないわよ」
「…………婆さんが必死こいてお前を
隣でぽつりと、小さくそう呟く消太。
私も未だに分からないことなのに、彼は今一体どこで確信できたというのか。
黙ったまま顔を向ければ、彼は完成した資料の画面をじっと見つめながら、ゆっくり口を開いた。
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りめろん(プロフ) - Soleilさん» そこまで楽しんでいただけるとは…！嬉しい限りです…！ありがとうございます！(;_;) (2018年10月18日 8時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
Soleil(プロフ) - もうお話が好きすぎて、いつも更新楽しみにしてます！楽しみすぎて、数件通知の更新が来たら、1番最後にこの小説を見るようにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年10月18日 7時) (レス) id: bc0cb92646 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - ユウさん» わわ！ありがとうございます…！！そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2018年9月29日 22時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - はじめまして！いつも楽しく拝見させていただかせています！自分も相澤先生推しでこの小説大好きです！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年9月29日 21時) (レス) id: 74ed180ca2 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - 水波さん» ありがとうございます！これからもぜひ読んでくださると嬉しいです(´ｰ｀) (2018年9月25日 18時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年9月24日 19時
