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今朝、婆さんに呼び止められ、
昼休みに話があるからと、保健室に来るよう言われたので来たものの。
「………取り込み中か？」
中で話し声が聞こえる。
約束の時間だってのに、なかなか終わる様子も無く、1分2分……刻々と時間が過ぎていく。その度に、俺の苛立ちも増していった。
____全く、合理的じゃない。何なんだ一体。
さっさと済ましてしまおうと扉をノックすれば、その会話が途切れ、婆さんの許可を下ろす声が聞こえてきた。
俺は遠慮なくドアを開ける。
目に飛び込んできたのは、パイプ椅子に座る女性の後ろ姿。
その人がパッとこちらを振り返り目が合うと、俺は危うく持っていた資料を落としそうになった。
そこにいたのは、紛れもなく
少し痩せたような気もするが、整った顔立ちや大きい瞳、髪の色_____あの時のままだ。
彼女の方も酷く動揺しているのがよく分かった。
なんせ5年ぶり。今まで1度も連絡を取らず、会ってこなかったのだから。
婆さんに声を掛ける事すら出来ず、ただアホ面して立ち竦む俺に、婆さんが不思議そうに俺と彼女を交互に見てこう言った。
「アンタ、もしかしてAと知り合いかい？」
「……………………え、」
「……初めまして、ですよね」
引き攣った笑顔をこちらに向けながら、彼女がそう言った。
俺は咄嗟に「はい」とだけ短く返事をして目を逸らす。
なんでこの人がいるんだ。
他の人がいるだなんて聞いてないぞ俺は。
婆さんに目で訴えると、こくりと頷く。それは黙って聞いておけと、そう言っているのだろうか。
「イレイザーヘッド、アンタをここへ呼んだのにはちゃんと理由があるさ。私からのお願いだよ。
この子がスクールカウンセラーを引き受けてくれるよう、アンタに説得してもらいたい」
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りめろん(プロフ) - Soleilさん» そこまで楽しんでいただけるとは…！嬉しい限りです…！ありがとうございます！(;_;) (2018年10月18日 8時) (
レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
Soleil(プロフ) - もうお話が好きすぎて、いつも更新楽しみにしてます！楽しみすぎて、数件通知の更新が来たら、1番最後にこの小説を見るようにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年10月18日 7時) (レス) id: bc0cb92646 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - ユウさん» わわ！ありがとうございます…！！そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2018年9月29日 22時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - はじめまして！いつも楽しく拝見させていただかせています！自分も相澤先生推しでこの小説大好きです！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年9月29日 21時) (レス) id: 74ed180ca2 (このIDを非表示/違反報告)
りめろん(プロフ) - 水波さん» ありがとうございます！これからもぜひ読んでくださると嬉しいです(´ｰ｀) (2018年9月25日 18時) (レス) id: f302ac9b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りめろん | 作成日時：2018年9月24日 19時
