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13話〜安心〜 ページ15

Aが不思議に思った直後ーーー



ギュッ



誰かに抱きしめられた。



誰・・・この人は誰なの?

・・・ダメ、思い出せない。

でも不思議とこの人の腕の中にいると、すごく落ち着く



Aはそのまま意識を手放した。

それでも、意識が遠のく瞬間の言葉だけはきちんと聞こえていた。










































































『大丈夫だ。オメエのことは絶対にオレが守ってやる!絶対に・・・』




ーーーーーーーーーー

ーーーーー

ーー



病室...



う・・・ん、ここは病室?



Aは目を覚ますと、体を起こしてあたりを見回した。



蘭「あっ!A起きたのね、大丈夫?」



私をAと呼ぶ黒髪の女の人は安心した表情を浮かべていた。


ーーーこの人・・・誰?



園子「やっと起きたの?・・・お願いだからあんまし心配かけないでよね。蘭も私も最初は心臓が止まるかと思ったのよ!」


英理「A大変だったでしょ?
無理しないで、今日はゆっくりしてていいのよ。

でも、本当に何もなくてよかったわ。

・・・・・・A?
どうしたの?どこか痛いの?」



誰?

この人たち・・・誰?



A「あの・・・すみません・・・。貴方達、誰ですか?」


英理、蘭、園子「ッ!!!」



蘭達はAの言葉に驚いて固まった。

それでも、園子はAが冗談で言ってると思い、ーーーいや、信じて笑って受け流した。



園子「もう!冗談はやめてよ!A。笑えないわよ!!ほんとに!」



A・・・それが私の名前なの?



A「あの・・・Aが私の名前なんですか?」



Aがそう言うと、園子は顔を青くさせて蘭の方を向いた。



園子「ら、蘭・・・」



蘭は目を見開いたまま、なんとか震える声を振り絞って喋った。



蘭「・・・園子はみんな呼んで来てくれる・・・?
私はお医者さん呼んでくるから、お母さんはAのそばにいてあげて!」


園子「わっ、分かったわ!」


英理「ええ」



みんなは蘭の支持にそれぞれが従い、動いた。


Aは何が起こっているのかわからずに、テンパっていた。



・・・行っちゃった。

まだ聞きたいことがあったんだけどーーー



Aは目をつぶった。



さっきの夢なのかな?

でも・・・なんでだろう。すごく暖かくて安心できた。


あの人はあの時言った言葉のとおり、守って・・・くれるかな?

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黒猫 - 面白いですね! (2017年6月29日 22時) (レス) id: 7a5a46f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 名探偵コナン大好きです映画見るほど大好きです男の人で好きなのは新一が大好きで女の人で好きなのは蘭ちゃんと和葉ちゃんとあいちゃんが大好きです更新大変だと思いますが頑張ってください (2017年2月16日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - 面白いです。続きが読みたいです。更新待ってまーす。 (2017年1月23日 22時) (レス) id: 1a0d0a416e (このIDを非表示/違反報告)
神月亮 - 瞳の中の暗殺面白いです(o^-')b !更新待ってます(^^) (2017年1月16日 17時) (レス) id: d366171214 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃんが記憶喪失に大変だよんはたしてコナンは彼女ちゃんの記憶を取り戻せるのかな犯人は誰かな。次回どうなる楽しみです (2017年1月14日 14時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫桜 | 作成日時:2017年1月7日 21時

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