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「涼介、コーヒー？」
涼介「なに、まだいちごみるく飲んでると思った？(笑)」
「べ、別に？」
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いつもの間に
大人になっていたあなたをまた目にする
あの頃、
ふざけてコーヒー飲んで吹き出してたくせに
大貴となつきと私で
あの時、どんだけ笑ったことか
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店員『お待たせしました、和風ハンバーグでございます』
「いや、頼んでな」
涼介「彼女のです、ありがとうございます」
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いい匂いがするハンバーグを見たいけど
口を開けたまま、
あなたの顔を見続ける
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涼介「ここのハンバーグ上手いだって」
「でも私、お金払って」
涼介「いいの、これくらい奢らせて」
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ばかばか、ばーか
あほあほ、
あなたの前にデミグラスソースのハンバーグが運ばれて
熱々のハンバーグの煙せいで
あなたの顔が薄れる
これくらい、って
映画のチケットも買ってくれて
ココアも？ハンバーグも？
あなたは私のナニ…？
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涼介「いただきます！！」
「いただきます、！」
涼介「どっ？」
「…おぃしぃ」
涼介「よかったっ」
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ほっぺたが落ちそう
目の前にいるあなたを見れずに
ハンバーグばかり見る
ハンバーグがあなたになれば
ずっと見てられるのに、
何て意味のわからん事を考えてる私
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？『あれ…、涼介？』
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長いストレートの髪が
ゆらゆらと揺れる
どちらかというと綺麗ではなく、可愛いが似合う、
可愛らしい女の人がいた
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涼介「おぉ〜〜！藤沢！」
.
どうやら、涼介が言ってた知り合いは
彼女らしい
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抄(プロフ) - るんさん» るんさんありがとうございます（泣） (2017年9月10日 15時) (
レス) id: 7b88ffa4cd (このIDを非表示/違反報告)
るん - めちゃくちゃ良い話です!!泣いちゃいます(´･ ･`)続き楽しみにしてます☆ (2017年9月10日 12時) (レス) id: af361dae23 (このIDを非表示/違反報告)
抄(プロフ) - ﾐﾉﾘさん» ミノリさんありがとうございます（泣） (2017年9月9日 23時) (レス) id: 7b88ffa4cd (このIDを非表示/違反報告)
抄(プロフ) - あさん» ありがとうございます（泣）頑張ります！！ (2017年9月9日 23時) (レス) id: 7b88ffa4cd (このIDを非表示/違反報告)
抄(プロフ) - みーこさん» みーこさんありがとうございます（泣） (2017年9月9日 23時) (レス) id: 7b88ffa4cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抄 | 作成日時：2017年8月9日 18時
