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A『…あ、栗毛クソドS?』
沖田「いきなり酷いこと言いやすね」
ここは…私の部屋?
なんで?私確か外にいたよね?
沖田「運んできてやりやしたよ、感謝しろよ?」
A『…これは感謝してやるよ』
沖田「にしても馬鹿だな、熱あんのに外出るとか」
A『ひいやだって土方さんも総悟も居なかったから…』
沖田「へいへい、それは悪かった」
そう言うと総悟はかちゃかちゃ、と音を立たてながらスプーンを私の顔の前へ持っていった
A『…え、なにこれ?』
沖田「お粥」
A『え、なに?毒とか入ってる?殺そうとしてる?』
沖田「入ってるわけ無ェだろ」
総悟がお粥…だと?
夢でも見てるのだろうか
高熱で幻覚でも見てるのだろうか
沖田「しょうがねぇな、直々に彼氏様があーんってしてやりますよ」
A『いや、1人で食べれるか…んぐっ!?』
…おいしいだと!?
いやなに!?怖い!?
この人誰!?お前誰!?
沖田「うまいだろ?」
A『うんおいしい、惚れた、私と付き合いませんか?』
沖田「今までのは何だったんでィ、俺ら付き合ってなかったのかよ」
A『いやだって君沖田総悟じゃないもん、総悟は変態クソサド野郎だもん』
沖田「おいこらてめぇ、もう看病してやんねぇぞ」
A『あっ、いや!ごめんなさい総悟くん…』
沖田「ったく…」
総悟は嫌そうな顔をしつつ私の敷布団のそばに座ってもう一度お粥の入っているお碗を手に取った
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2017年10月10日 16時