【沖田総悟】嫌よ嫌よも好きのうち2【銀魂】 (ページ14)

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A『総悟ー…って、寝てんのかい』

真面目に仕事やってる総悟にお茶いれてきてみたが総悟は机にもたれかかって寝息を立てていた

A『そんな所で寝てたら風邪ひくよ？知らないよ？熱出てもバカにして終わりだよ？』

沖田「あぁ…寝てた…」

総悟がボソッと呟いた

A『寝るなら布団で寝ろ、今日は仕事頑張ったねって褒めてやるから』

私は総悟の傍に座り机にお茶を置いた

総悟がむくっと起きた

沖田「お前はもう少し彼氏に優しく接することはできねぇのか？だっことかして運んでくれてもいいだろ」

A『今の総悟は一番隊隊長として見てるんだけど？というか私総悟のこと持ち運べないわ、どんだけ怪力バカだと思われてんの！？』

沖田「今は隊長じゃなくて彼氏様でさァ」

何が彼氏様だ、自分に様を付けるのはこいつくらいだ

A『はいはい彼氏様お仕事お疲れ様です、風邪ひかれると迷惑なので布団で寝てください』

沖田「あれだろ、お前も眠たいんだろ？だからいつもよりイライラしてんだろ？」

そりゃいつも眠たいよ
昨日は部下の書類作り手伝ったし、一昨日は違う隊の隊士が予算の計算ミスって土方さんに怒られてる所を助けてやって、一緒にもう1度計算し直したし

優しいだろ、私

沖田「ならお前も一緒に寝ればいいんでィ」

A『え？いや…あっ！』

総悟が私の隊服の袖を引っ張った

沖田「流石にさむい…」

総悟は自分の隊服の上着を脱いだ

A『おいこら、何するつもり！？仕事…は今日の分終わったけど部下の手伝いとかあるし！』

沖田「たまには息抜きも必要でさァ」

総悟は私に軽く抱きつき畳へ寝っ転がった
その上に自分の隊服を被せた

A『…くっそ…眠気が半端ない…』

一気に約3日分の徹夜した眠気が襲ってくる
どんどん瞼が重くなる

…なんかもういいや、おやすみなさい
全部総悟のせいってことにしておこう

ーー