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慧のこと、うざいとしか思ってなかった。
俺が何言ってもずっと笑ってるから、うざくて。
でも慧には幸せになって欲しくて。
涼介「、、、け、、、、けぃ、、」
慧「、、、、」
涼介「、、、ねぇ、なんで、、?どうしたの、、?」
慧は黙ったままうつむいてた。
雄也「、、、涼介あのね、、慧、ちょっと疲れてんだ。」
慧「、、、きえる、、から、、、ゅるして、、、ごめん、、、」
涼介「慧!」
慧はなんでいつもそうやって自分のことは犠牲にするの?
俺、誰かを壊してまで生きたくない。
涼介「慧!!なんでよ!なんでそんなに頑張るの!?!俺のことなんて見捨てて逃げればよかったじゃん!!」
大貴「涼介落ち着け」
慧「ごめ、、、ごめん、、、」
涼介「許してって何を?!慧悪いことしてないじゃん!」
慧「俺が全部悪いんだよ!俺のせいで父さんと母さん死んじゃったじゃん!」
慧は大声を上げて泣き出した。
ごめん。
本当にごめん。慧。
慧がそんなこと思ってるだなんて考えたこともなかった。
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作者名:よぞら x他1人 | 作成日時:2019年10月19日 0時